「CAMCARD」のロゴ

キングソフトは、10月7日、名刺認識・管理アプリ「CAMCARD(キャムカード)」を提供する中国のINTSIG Information(イントシグ)と事業提携したと発表した。キングソフトとイントシグは、日本のユーザーニーズを反映した「CAMCARD」の新バージョン「CAMCARD Ver.5.5」を共同で提供する。

提携によって、キングソフトは「CAMCARD」をラインアップに追加し、ユーティリティ・ビジネス分野のリーディングカンパニーを目指す。

「CAMCARD」は、画像補正や高精度のOCR技術を備え、スマートフォンで名刺を撮影するだけで自動ですぐに名刺情報をデータ化し、アプリ内でデータを管理できるアプリ。全世界で1億以上のユーザーが利用している。クラウドに情報を保存するので、PCで名刺情報を管理でき、自身のプロフィールを登録すれば、アプリを利用するユーザー同士でデジタル名刺交換もできる。

新バージョンは、名刺交換機能やSNS連携を強化。一対一に加え、複数人での名刺交換に対応。QRコードやアプリをダウンロードしているユーザー同士なら、同時にタップするだけで名刺情報を交換できる。さらに、ユーザー同士でプライベートグループを作成すれば、一度に複数人とデジタル名刺交換ができる。自身のプロフィールを更新した場合は、アプリ内のお知らせ機能から登録ユーザーに更新情報を通知する。

このほか、ボタンの配置やUIを変更し、日本のユーザーが、より直感的に使うことができるデザインにした。名刺一枚の情報に地図データも登録できるので、名刺データを便利に活用することができる。対応OSは、Android 2.3以降、iOS 7以降。価格は939円。無料版の「CAMCARD Lite」もラインアップする。

・「CAMCARD Lite」iOS版(CamCard Free)をダウンロード