色気を感じるかどうか

「まったく洋服に興味がなさそうだったり、完全なすっぴんだったり、髪の毛がボサボサだったり……自分の外見をどう見せるかとか、おしゃれにこだわりがなさすぎる女性は自分の場合、恋愛対象外ですね。色気をまったく感じないので」(35歳/出版)

おしゃれに金銭的コストや時間的コストをかけるより、趣味や好きなものにかけたいという女性がいるのもわかります。かけられるコストには限りがあります。

ただ、男性のなかには、外見を整えることにまったく気を回さない=色気がない、と解釈して、恋愛対象から外す人もいるのだとは知っておいて。

スキがないように見えるのはちょっと…

「しっかりしすぎていて、真面目で、基本的にあまり笑顔がないタイプの女性は、スキがないなと感じてしまいます。そういう女性はアプローチしても、相手にしてくれなさそうな気がして、はじめから恋愛対象外にしてしまいますね。

女性慣れしているオトコなら、そういう女性でもチャレンジできるのかもしれませんが」(27歳/SE)

スキがある・ない、というのは感覚に訴える要素。それゆえ、いったいどういうことなのか、具体的に言語化するのは難しいですが、男性が気軽にアプローチできるかどうかを指すバロメーターともいえそうです。

ただ、心をひらいている相手には、自然とスキが出ることもあります。スキがないと思われる=あなたと相性が良くない、とも考えられるため、あまり気にしすぎなくても良いでしょう。

気になる男性には、「恋愛対象内」の存在として見てもらいたいですよね。自分本来のキャラや魅力を殺さないままに、恋愛対象として見られるための極意は、「ふたりでいると楽しい時間を過ごせそう」だと感じさせることに尽きると思います。

今回ご紹介した要素を頭の片隅に置きつつ、「なんか楽しい人」に見せるよう意識してみて。

フリー編集者・ライター。岡山県出身。中央大学法学部卒業後、楽天、リアルワールドを経てフリー編集者/ライターに。関心のあるテーマは女性の生き方や働き方、性、日本の家族制度など。結婚・離婚を一度経験。11月14日に『はたらく人の結婚しない生き方』を発売。