まみれた 撮影:沢田ポンヤ

「まみれた」は4人組のヴィジュアル系バンドだ。

破天荒な動きで目が離せない伐(Vo)と、不穏なメロディを奏でるRyusei(G)、重低音でバンドを支えるかる。(B)と、タイトなリズムを繰り出す未来(Dr)。

5月にはヴィジュアル系の登竜門とされるライブハウス・高田馬場AREAでの1周年記念ワンマン公演を成功させ、8月には東京・渋谷TSUTAYA O-WESTのワンマン公演「公開交尾」(←なんてタイトルだ)を控えている。

ステージ上で狂気を孕んだ衝動をぶつけていながらも、どこか冷静で斜に構えたライブパフォーマンスに興味を持ち、インタビューを試みた。

ボーカルの伐は、ライブ中に歌を放棄して暴れまわったり、フロアに降りてブレイクダンスをしたりと、予測不可能なパフォーマンスをする。

「わかんないけど、昔からそうなんですよね。とりあえずやってやろうと思っちゃうんですよ」と伐がこぼすと、ライブ中でも彼をフォローするような役回りのドラム・未来は「あんまり周りに気を使うようなことはしない」と補足し、ギターのRyuseiは「バンドのコンセプトが斜めからみた日常、人間の本性を表現しているので、正直に包み隠さずにやっている」という。

高田馬場AREA公演前にソールドアウトを発表し、後に「嘘でした」と”ウソールド宣言”を動画で発表した。そういう表現も含めて”斜めから”なのだろうか?

「だって、本当はソールドアウトしてないのに、”ソールドアウト!”みたいに言うのが蔓延してると思うんですよ。だけど、誰もそれをおかしいと指摘しない。単に嘘は良くないってのもあるけど、なんていうんですかね、周りへの宣戦布告というか、壮大な展開の一部です」

と伐は語る。ちなみにこの公演は残り約40枚で完売だったという。

今回の撮影はO-WEST本当にソールド祈願として、ガチの神社に祈祷に行きました。 撮影:沢田ポンヤ

「マンネリ化したヴィジュアル系界隈でやってないことをやりたい」という、まみれた達。

伐は「曲や歌詞を観てもらえるとわかると思うんですけど、今まで生きてきて嫌なことばっかりだったんで。周りは偽善者みたいなやつらばっかで、恨みつらみをのせているわけです。それを歌っているわけじゃないですか」と語り、未来が「だから、僕たちはあえて奇をてらっているのではなくて、もともと伐が尖っているから、こういうライブをしているんです」という。

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