――春に東京ドームと京セラドーム大坂で行った「YG FAMILY WORLD TOUR」でもEPIK HIGHへの反応がスゴかったじゃないですか。あのとき、「日本でやっていける」って手応えを感じたのではないですか。

TUKUTZ「僕たちは12年前に初めて出会って、アンダーグラウンドで活動を始めた。最初のライブの観客は、たったの10人。アウェイの場でライブをして、僕らに興味のない人を楽しませることでファンを増やしていった経験が身に染みてるんだよね。EPIK HIGHをキライって言う人も、ライブを見たら好きになる。僕たちはそういうグループだから、どこでライブをやろうが同じです」

TABLO「インタビューが始まったばかりで恐縮ですが、ここで僕が目標を発表します。EPIK HIGHの日本での目標はひとつです。人気とかお金とか必要ない。日本全体が、笑顔でジャンプできるようになるのが唯一の目標です(真顔)」

――(大拍手)カッコいいです!

TABLO「まぁ、かっこつけるために言ったんだけど(笑)」

――ライブ、拝見しました。EPIK HIGHの11年の歴史が詰まったセットリストだと思いましたが、日本では初となる単独ツアー、韓国でも単独コンサートは5年ぶり。久々のライブには、10周年超のメモリアルという意図もあったのですか?

TABLO「特に意図はないですよ。長年やってるから、自然とそうなっただけで」

――1月に横浜での追加公演がありますが、ここではまた、セットリストが変わるのでしょうか。

TUKUTZ「当然変わります。僕らは開演直前にも曲を変えるし、公演中にも変えるし」

TABLO「唯一、公演が終わってからは変えないけど(真顔)」

――韓国の公演では、ユンナさんやYankieさんなど、アルバムでコラボをしているアーティストがゲストで出演しましたが、今後の日本公演にゲストの予定は?

TABLO「ないです。その理由はひとつ。僕たちに集中してほしいから。それに、他の人にスポットライトを奪われたくないし」

TUKUTZ「もちろん、BIGBANGもWINNERもPSYも、俺が電話すればすぐ走ってくるけどね(笑)」