ネモ船長が続ける発光生物の研究で、文字通り「未来は明るい」?

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研究室で続けられている様々な生物の研究について、地底世界は真っ暗なので、夜光虫は自分の体を発光させる事で、地底世界を明るく見えるようにして、生活をしていたのです。

ネモ船長は、夜光虫の体が発光する仕組みを解明することができれば、「火や電気を使わずライトを作る事ができるのではないか」という研究を進めています。

また、研究室には、きのこの標本等が展示されており、研究室の後ろの通路にある絵は、助手達が発見した、地底世界できのこが群生している様子です。

 

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人の背丈をはるかに超える、大きなこのキノコの群生地は、地底を流れる水の中に特殊な成分があって、それを吸収することでこのように大きく成長したのだろう、とネモ船長は考えています。

驚くことに、ネモ船長の研究によれば、このキノコは適切な調理さえすれば人間に必要な栄養素が摂取できるという事がわかっています。陽の届かない地底では貴重な食糧となるのですね。

……ただ、助手は「味の保証はしないですけどね!」との事です。

どなたかチャレンジしてみては?

 

巨大な淡水湖と怪しい生物の「卵」のかけらの化石

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ネモ船長が地底世界の中で発見したものの中で、最も興味深いと思えるもののひとつが、底にある巨大な淡水湖の存在でした。そしてその近くで、とある化石の存在が見つかりました。

研究室の奥側にあるのは、卵のかけらの化石

机の上にある、茶色のもので、これは一部分だけなのですが、全体では直径60センチ程の大きなものとの事です。

卵の化石全体としては、相当大きなものなのですね。近くにある本に描かれた人間と比べるとその大きさが分かります。

 

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今の世の中では、こんな卵の大きな生物が生息しているとは到底思えませんので、もし生息しているとしたら、想像してみるのも面白いかもしれませんね。

ひょっとしたら長い間、地底世界で生息していたのか、又は地上で生活していた生物が地底に潜った可能性もありますが、助手は「まぁ、実際はこんな生物は居ないと思いますけどね。」……と、言います。

面白いのは、実はこれ、彼ら助手は、「センター・オブ・ジ・アース」で、地底装甲車が落下する前に急上昇する直前、右側に見える、「ラーバモンスター」という溶岩の怪物の存在を知らない……という演出なんですね。

 

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そして、実はこの研究室の本に書かれている怪しい生物こそが、実はそのラーバモンスターの成長する前の姿であるのです。

不気味な目の様な部分や、節目にわかれた体、鍵爪の様な手の部分など、ラーバモンスターと見比べてみてください。

以上の部分は、キャストからは説明されないのですが、実はそんな細かく張り巡らされたストーリーが隠れているのですね。

フォトギャラリー写真21枚で見る、マグマサンクタムツアー|東京ディズニーシー「センター・オブ・ジ・アース」
  • 1.「センター・オブ・ジ・アース」アトラクションロゴ ©Disney
  • 2. マグマサンクタムツアー 地底から噴き出す溶岩 ©Disney
  • 3. マグマサンクタムツアー 研究室にあるカエルの様な生物 ©Disney
  • 4. マグマサンクタムツアー 作業室の机 ©Disney
  • 5. マグマサンクタムツアー テラベーターの乗り場 ©Disney
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