【V系】ゴールデンボンバーの武道館“金爆現象”を追う

日本武道館2DAYS、大阪城ホール公演を行ったヴィジュアル系エアーバンド、ゴールデンボンバーを知ってますか? 早食い、段ボール工作など仰天パフォーマンスの一端を紹介します。


◆ゴールデンボンバーって何?

 ゴールデンボンバーという名前を聞いたことありませんか? ゴールデンボンバー(通称「金爆」)は2004年にボーカル鬼龍院翔とギターの喜矢武豊を中心に結成された、「演奏できない」ヴィジュアル系エアーバンドです。コンセプトは「ハイパー・ギガ・ハイブリッド・スーパー・サブカル・ビジュアル・ロック」とのこと。
 演奏できないのでライブ中はボーカル以外はほぼすべてエアー、そしてエアーといってもいわゆる「楽器の当て振り」以外のことも…たとえばこんなこと…

●「早食い」…TVなどでご覧になった方も多いと思われますが、かき氷やスイカを食いまくるパフォーマンス。派生として「うまい棒で作ったギターを食べる」というモノもあります(まさにギターがうまい!)。
●「段ボール工作」…コントやMCで前振りをして、ギターソロと称しコントにちなんだ工作(※段ボール製)を披露するという、もうエアー以前にギターでもなんでもないパフォーマンス。しかも無駄にクオリティが高いのです。ちなみに武道館および大阪城ホール公演では消防法の問題で段ボールが使えないことを逆手にとり、まさかのアーク溶接工作を披露しました。転んでもただでは起きないのが金爆です。
●「脱ぐ」…文字通り!

などなど…「『エアー』ってどういう意味だっけ?」とこちらが考えてしまう間もなく、予想もしない笑撃のパフォーマンスが披露されます。

 ちなみにヴィジュアル系の世界には、いままでにも「衣装が重くてライブでは演奏できない曲“も”ある」「メンバー全員で踊るので演奏してない曲“も”ある」というバンドは存在していました。生演奏の醍醐味よりも世界観の表現をとっていたわけです。90年代後半に活動していたバンドMALICE MIZERがその代表例といえるでしょう。
 ゴールデンボンバーも(おそらく)この手法を極端に突き詰めた結果、「演奏できなくても良い」という判断に至ったのではないかとわたしは考えています。思い過ごしかもしれないけど。

 さてさてゴールデンボンバーは結成当初から池袋や高田馬場のライブハウスで地道な活動を続けていました。そのパフォーマンスは口コミで広がり、着実に動員を増やしていきました。当時はヴィジュアル系メディアで取り上げられることは多くはありませんでしたが、FM802やNACK5でヴィジュアル系の音楽番組を持つラジオパーソナリティの浅井博章氏は古くから彼らに注目しプッシュしていました。
 そして09年に発表された『女々しくて』のPVがニコニコ動画をきっかけに大ブレイク。現在では200万回以上再生され、ニコニコでの人気のバロメーターである「踊ってみた」動画も続出しました。
 『女々しくて』の替え歌『眠たくて』は「メガシャキ(ハウス食品)」のCMソングとしても有名ですね。




『女々しくて』のセルフパロディ「パクられる前に自らパクってみた」は、2010年当時話題になっていた中国の遊園地などの問題をパロディにしたもので、ゴールデンボンバーの知名度をアップさせるきっかけになりました。



そして2011年にはKPOPバージョンも制作されました。女装したメンバーがちょうかわいいと評判です。

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