スーパーやコンビニのパンコーナーで売られているヤマザキの密閉型サンドイッチ「ランチパック」、数々の期間限定・地域限定商品が毎月登場するのですが、今月はバレンタインデーがあるということで、ディズニーとコラボレーションしたバレンタイン仕様のものが登場しています。

バレンタインにちなんで「黒い板チョコと白い板チョコ」と名付けられた本作。通常ランチパックは1つの味が2枚入っているのですが、これは2つの味が1枚ずつ入っているシリーズです。


パッケージ表面に描かれたミッキーとミニーのラブラブイラストは3パターン。最近はミッキーと言ってもいろんな年代に活躍したいろんなテイストがありますが、これはわりとレトロな感じですね。「新発売」「ヤマザキ春のパン祭り」のシールも貼ってあってかなりにぎやかなことになっています。


いつもその味にちなんだ服装やアクションをしているパッケージ右上部分の男の子と女の子もバレンタインだからでしょうか、よそいきのデートかパーティーみたいな格好になっています。それでもやっぱり大きなパンを協力して抱える2人にプロ根性を感じます。さすが!


中身はこの通り、通常のパンと、ココア風味の黒いパンが1枚ずつ入っています。白いパンに黒い板チョコが、黒いパンに白い板チョコが入っています。黒いパンはほんのりココアが香ばしいパンですよ。


板チョコは白い方も黒い方もクランチ入りの板チョコでざくざくした食感が楽しめます。パンはしっとり柔らかく、中のチョコは硬めでパキっと割れる感じが素晴らしいです。どちらもミルクっぽいホイップがたっぷり入っていて贅沢な感じです。冷たくてもあたたかくしてもそれぞれのおいしさがありますよ。

バレンタイン仕様なのでパッケージ裏面にはメッセージスペースが。ランチパックにメッセージを書いて誰かに渡すって、珍しい体験ですね。バレンタインにパンを渡すということがまず珍しいですし。でも何渡してもいいと思いますし、相手の記憶には末永く残りそうです。


同時に今月新発売の「桜あん&ホイップ(求肥入り)」は、少し先のシーズン感が漂うスイーツランチパックです。パッケージにはさまざまな商品や企画と関わっている「さくらパンダ」が大きく描かれています。いつもの男の子と女の子もさくらパンダを取り合って遊んでいます。いつも料理をしたり頑張っているイラストが多いので、こどもらしい彼らの姿が見れて安心です。


中は桜の葉が入ったこしあん、ホイップ、おもちのような求肥です。パンがしっかり包んでいるので、和菓子のような洋菓子のような、不思議なおいしさです。

ランチパックはどんどん新商品が入れ替わるので、見つけたらチャンス!他にも住んでいる地域限定のランチパックにも出会えるかもしれないよ!

ランチパック「黒い板チョコと白い板チョコ」は各150円、「桜あん&ホイップ」は140円で発売中です。 

かやま・てつ 漫画家、ゲーム作家。自作のインディーズ出版者ごっこ「ドグマ出版」で自分に漫画新人賞を与えてデビュー。著書に『ランチパックの本』など。mixiやmobage、GREEなどのゲームアプリや、iPhone向けのゲームも制作。公式HP