3. 物件選びからサポートすることで満足度をアップ!

「物件選びからサポートすることで、より顧客の満足を得られるのではないか」というのが、ARUHIの答えだった。「ARUHI家探しサービス」がほかの不動産仲介業者やWebサイトと異なるのは、これまでの成約事例に基づいた物件提供ができるところ。利用者が提供したプロファイルに沿って、おすすめの物件を提供してくれる。不動産仲介業者が提供するサービスではないため公平な情報が得られるうえ、住宅ローンの返済計画までが相談できる。誰でも利用可能な無料Webサービスも、秋には利用可能だという。

しかし、住宅という大きな買い物は、やはり顔が見えるところで決めたいというのも事実。SBIモーゲージはもともとフランチャイズ店舗を通じて住宅ローンを提供していたが、ARUHIでは現在170ある店舗を来年3月までに200店舗に、さらに東京オリンピックのある2020年までには300店舗にまで増やす計画。

「これまでは金融機関だったので月~金までの事業形態でしたが、これからはサービス業であることを自覚して土日・祝日、夜も稼働する企業でありたい」(浜田CEO談)という。

新しい住宅を持つという、一生に一度あるかないかの「ある日」。これから住宅を購入する世代である20代、30代には、その準備からずっと寄り添ってくれる新形態の企業に進化した「ARUHI」は注目に値するだろう。
 

昨年、SBIモーゲージの社長に就任。同社を新しいステージに押し上げた直海知之社長(左)と、今回CEOの就任した浜田宏会長

 

「ぴあ中部版」映画担当を経て上京、その後はテレビ情報誌、不動産雑誌・広告などの編集・ライターを務める。著書に『年収350万円でも家が買える』(2014年・彩図社刊)。また、映画監督としては、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭などで注目され、2002年「異形ノ恋」(出演・西川方啓、木下ほうか、寺田農)でデビュー。