一通りお話をお伺いしたところで「仕入れから仕込みの方が、店の営業時間よりも長い」という渾身のお料理をいただきます。

手書きのメニュー
シンプルだが、きちんとした和食たちのラインアップ
焼き鳥もおいしそう

いただいた日本酒はこの季節にぴったりの名前を冠した「桜の舞」。午後5時から午後7時まで、価格が720円から360円になるという、とてもうれしいサービスが。

辛口でどのお料理にも合う

お通しから二度見してしまうぐらいおいしくてびっくり。いろいろ悩んだけども、おでんの盛り合わせ(770円)と本日のおすすめのいなだの刺身(400円)を頼みました。

透き通ったおでんのだし

はな家のおでんは透き通った京風のだし。お醤油を一切使わずに、昆布と鰹節と煮干しで丁寧にだしをとっているそう。「味が染みてないんじゃいのって言われることもあるけど、それは、まあ食べてみてください」と内野さん。

時間をかけた美しいおでんの盛り合わせをいただきます。

じょ、上品!!! 大根の苦味がやさしいおだしの味でまろやかに感じられ、中までしっかり味が染みているのに、食感を損なっていない。食べ進めているとほんのり柚子の香りがする。

がんもどきも、ゆでたまごも、ひたすら美味・・・おでんは一年中やっていらっしゃるので、ぜひともご賞味ください。暑い夏に冷たいビールといただくのも、おいしそう。