お正月は、親戚一同そろってお祝いしたいもの。パパの実家に家族みんなで帰省して、新年を迎えるという家庭も多いのではないでしょうか。

そんなときに決まって憂鬱になるママへ。ママの悩みを解決し、元気と輝きを引き出すコーチング講師として知られるハッピーマミープロデューサーの山崎洋実さんに、義実家帰省でよくある悩みへの対処法について、アドバイスいただきました!

義実家帰省時のよくあるママ悩み7つと解決策!

1.せっかく美味しい手土産を持って行ったのに、義父母が食べてくれない

山崎洋実さん(以下、山崎)「事前に食べたいものを聞くのが一番です。やはり好き嫌いはありますし、食べ慣れていないものだと、なかなか食べにくいということもあります。年齢が違うと感覚も違いますので、食べたいものではなかったというのはよくあることです。

このお悩みを解決するには、相手がすぐにでも食べたくなるようなものを持って行くことですから、事前に聞いておくしかありませんよね。

ただ、遠慮して食べないだけかもしれませんので、みんなで食べられるものなら、自分から『食べましょう!』と一度明るく誘ってみるのもいいのではないでしょうか」

2.料理や家事は手伝うべき? 強要はされていないが、義母の本音は違うかも。

山崎「自分が手伝いたければ、手伝えばいいです。これも、義母に『手伝っていいですか?』と聞いたらいいです。もし義母が『いいわよ、いいわよ』と言うならやらなくていいでしょう。

もし気を使っているだけだったとしても、こちらがさらに気を使う必要はないと思います。中には、自分の台所に入ってほしくない人もいますしね。あまり“言葉の裏を読もう”とするのはやめましょう。言葉はそのまま受け取るほうがいいです。

もしどうしても手伝いたいのに『やらなくていい』と言われたら、他のことを見つけて手伝うのもいいのでは? 例えば、洗濯ものを取り込む、お風呂を洗うなど、やりやすいものを。ポイントは『言葉通り受け取る』こと。やらなくていいと言われても裏を読まないことです」

3.義母に「(子どもの)2人目はいつ?」など嫌味を言われる。

山崎「なかなかできないで悩んでいるのにそう言われたら、『2人目は欲しいんです。気にしているので、言わないでください。なかなかできないんですよ』と正直に言えばいいのです。

また、『こればっかりは予定通りいかないので、どうしたらいいですかね~(笑)』『今の時代、それ言ったらアウトですよ。なんとかハラスメントとか言われて(笑)』などと、明るく冗談ぽく笑いながらさらっと言うというのも手です。

義母はこちらがそこまで気にしているとは思っていないから、ストレートに言ってくるのです。また義母は年代的に、『2人目は?』と自分が聞かれてきた世代なので、それをお嫁さんに聞くのがタブーだとわかってない人もいるのです。

だから、『とっても気にしているんですよ』『デリケートなことなんですよ』とタブーだということをはっきり伝えたらいいんです。夫に、事前にお母さんに『2人目ができずに悩んでいる』ことを伝えておいてもらうのもいいですね」

4.義母が話すとき、夫のことばかり見て、自分の目を見てくれない

山崎「この場合『無視されてるのかも』と不安になるから悩むのでしょう。でもこれは気にしないほうがいいです。

もし義母と自分が2人きりのときには目を見て話してくれるなら問題ないですし、もし2人きりのときでも見てくれなかったとしても『私のことが嫌いで見てくれないわけじゃない。恥ずかしいから見られないのかな?』などと思い、受け取り方を変えるといいです」