子どもがまだ小さいうちは、特に忙しくて時間がないものの、キレイや好印象は妥協したくないものです。そこで、いかに美容を効率的に行うかが勝負ですよね。

そこで今回は、白髪染めについて、サロンでやってもらうのと、自宅で自分で市販の白髪染めを使ってやるのとではコストや結果、髪へ影響などどのように違うのかを元美容師のMさんに教えていただきました。

それぞれの方法の特徴を知り、自分の状況に応じて、適している方法を選び分けてみてください。

白髪染めはサロン56%、自宅49%

リクルートライフスタイルの「ホットペッパービューティーアカデミー」が実施した「白髪に関する意識調査2018」によると、理美容室・専門サロンで「白髪染め」または「ヘアカラー/おしゃれ染め」をする場合、今後、1回あたりにかけてもよいと思う金額についての問いに対して、女性は20~60代までの平均3,550円という結果になっていました。

年代別に見ると、20代は4,473円、30代は4,431円となっていました。

また女性の白髪対策として、最も多かったのはサロンでの白髪染めで56.1%、次いで、自宅での白髪染めは49.4%でした。サロンと自宅、どちらもそれほど大きな差はありませんでしたが、それぞれの白髪染めの結果や費用感などの違いについては気になるところです。

そこでサロンの白髪染めの特徴と自宅でできる市販の白髪染めの特徴をそれぞれ、元美容師で、ヘアケアやヘアダメージの情報をブログで豊富に発信しているMさんに教えていただきました。

白髪染めのサロンと自宅の違いは?

まずは、サロンで受ける白髪染めと自宅で自分で行う白髪染めの大きな違いを教えていただきました。

元美容師Mさん(以下、M)「一番の違いは髪へのダメージです。といってもサロンカラーに使用されるカラー剤と市販で販売されているカラー剤の成分はそこまで違いません。

ただ、サロンで美容師さんにお願いする場合は、髪のダメージ加減によって優しい薬剤を選べたり、アルカリカラーよりも髪へのダメージが少ない酸性カラーのヘアマニキュアを提案してくれたり、伸びてきた部分の根本だけ染める『リタッチ』などの技術を行ってくれたりするなどして、ダメージを最低限に抑えてくれます。

最近のカラー剤はムースタイプなどもあり、自分でも塗りやすくなったとはいえ、根本だけカラー剤を塗るというのはむずかしいと思います。

ですので、自宅で自分で行う場合は、どうしても毛先の傷んでいる部分もカラー剤を重ねてしまうことにより、毎回ダメージが蓄積していってしまいます」

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