撮影:稲澤 朝博

「子どもと遊ぶのが大好き」

2015年に原作誕生から70周年を迎え、長きにわたって世界中の子どもたちに大人気の『きかんしゃトーマス』。

その劇場版最新作『映画 きかんしゃトーマス Go!Go!地球まるごとアドベンチャー』(4月5日公開)ではトーマスがソドー島を飛び出し、なんと世界一周の旅に出発します!

『映画 きかんしゃトーマス Go!Go!地球まるごとアドベンチャー』4月5日(金)より、シネ・リーブル池袋、全国のイオンシネマほかにてロードショー ©2019 Gullane(Thomas)Limited.

物語の始まりは、世界一周ラリーに参加するため船の出航地・ソドー島にやってきた一台のレーシングカー・エースとの出会い。

エースの話にたちまち魅了されたトーマスは、「ほかの国にだって線路くらいあるだろ」というエースの言葉に背中を押され、世界一周する初めての機関車になろうと決心。意気揚々と港を出発します。

そんな今作で、トーマスに広い世界と自由のすばらしさを教えるエースを演じるのが、人気ダンス&ヴォーカルグループ・DA PUMPのISSAさん。

昨年リリースしたシングル曲「U.S.A.」は、キャッチーなリズムとダンスがちびっ子たちにも大人気! 日本中の保育園や幼稚園で、子どもたちが曲中の“いいねダンス”を踊る姿が見られました。

「U.S.A」をきっかけに、ちびっ子ファンも急増。「僕、“U.S.A.のお兄さん”だと思われているんで(笑)」と嬉しそうなISSAさんが今回、「きかんしゃトーマス」の世界にふらりと現れた自由人ならぬ“自由カー”エースを演じます。

今作も、これまでの「きかんしゃトーマス」劇場版同様、冒頭からちびっ子を飽きさせない音楽いっぱいの楽しい構成。

その中でも、パワフルな歌声を響かせるなど縦横無尽の活躍を見せるISSAさんに、アフレコの裏側や「子どもと遊ぶのが大好き」という素顔について、たっぷり伺いました。

エースは「昔の自分を見ているような気がしました(笑)」

――今回がアニメ声優初挑戦なんですね。

はい。キャラクターを通して自分が歌ったり声を発することって独特で、最初は「すごく難しいな!」と感じました。周囲の方が盛り上げてくださって、それに乗っかって演じ切ることができた、という感じです。

でも、演じている間も自分の中で“進化させてもらっているな”と感じられて楽しかったですし、完成したものを見たら「トーマス」の世界の中で自分の声がエースとして生きていると思えて、本当にいい経験をさせてもらいました。

――エースは自由を愛していて、自分の信じる道を突き進むタイプ。一方で、ちょっと小生意気な部分も…キャラクターに共感できる部分はありましたか?

昔の自分を見ているような気がしましたね(笑)。僕にも生意気な時代があったと思うので。そういう意味ではやりやすかったです。エースって、小生意気ではあるんだけど憎めないキャラクター。そんな風に見ている人に思ってもらえたらいいなと思いながら演じました。

エースは「ハッハー!」っていう笑い声なんかも特徴的で、そういう部分は自分も映像を見て、それが日本語に変えたときにうまくハマるように楽しんで演じました。キャラクターの特定の部分を過剰に演じたということではなく、現場でその都度OKをもらいながら自然に進めていった感じですね。

――気に入っているシーンはありますか?

エースがトーマスの上に乗せてもらって旅をするシーンでは、助けてもらっているのに「オレはこんな列車の旅なんかしたくないんだ」っていう、“何言ってんだよ”みたいなところもあって(笑)。

それを面白おかしくコミカルにやらせてもらっていて、エースのそういう、ちょっとわがままだけど憎めない部分は好きですね。

歌唱シーンは「新鮮に感じてもらえると思います」

『映画 きかんしゃトーマス Go!Go!地球まるごとアドベンチャー』4月5日(金)より、シネ・リーブル池袋、全国のイオンシネマほかにてロードショー©2019 Gullane(Thomas)Limited.

――本作では、アフリカや南アメリカ、中国など世界各地の特徴的な音楽がたくさん出てきます。ISSAさんはどのシーンの音楽が気になりました?

アフリカの雰囲気が好きですね。劇団四季さんの『ライオンキング』もそうですけど、アフリカ独特の音やコーラスには、魂に訴えかけてくるリズムや響きがあって。特に、アフリカの音楽に入ってくるコーラスには“地球”とか“母なる大地の力強さ”みたいなものを感じるので。生命力というか、沸き立つ感じがありますよね。

あとは、エース自身も「じゆうきままに」という曲を歌っていて、その曲ももちろん好きです。

――キャラクターとして歌うことに難しさもあったそうですが?

歌のシーンは、全部のシーンを収録したあとに別で収録したんですが、ミュージカル的な要素をすごく感じました。自分が普段歌っている感じとは全然違っていて、キャラクターを演じながら歌う難しさというか。難しかったけど楽しかったな、という印象ですね。

僕が普段歌うときは、どんな歌詞でもそれを自分の中で消化して、自分の色に染めて歌うように意識をします。でも今回は歌の中にちょっと小生意気さを出さなきゃいけなかったり、普段よりは“枠にはめる”難しさがありました。その枠にはまれば、あとは自分がその中で思う存分暴れるだけなので。

そこまで行ってからはスムーズにいきましたね。

――本番は、どんな気持ちで歌ったのですか?

誰かを思うというよりは、“じゆうきままに”っていうエース自身の生き方みたいなものを思い描きながら歌いました。

ISSAとしてではなくエースとして歌わせてもらっているので、僕のことを知っていただいている人からしたら新鮮に感じてもらえる部分があると思います。ぜひ注目してほしいですね。

劇中は“友情”も大きなテーマ

――劇中では“友情”も大きなテーマになっています。

エースというキャラクターはうまいことばかり言ってトーマスを引っ張り出すんですが、結局トーマスはこの旅の中で自分にとって大事な“友達”というものにたどり着くんですね。

ソドー島では仲間たちがトーマスの帰りを待っていて、自分の仲間を大切にしたい、というところに戻るんです。そこは印象深いですね。

僕自身、今の仲間と10年苦労してやってきた部分もありますし、今、一人ひとりが充実して、やりたいこともたくさんあって、そのうえで毎日みんなが笑顔でいられるのが感慨深いですね。

この笑顔を絶やさないようにどうやっていこうかな、と今は思っています。

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