免疫力アップに効果的な水分補給はどんな飲み物?

風邪やインフルエンザ対策のために、殺菌効果や抗酸化作用のあるドリンクも効果的ですが、ドリンクによるウイルス撃退を考えるよりも、体内の免疫力をアップさせて、ウイルスを寄せ付けない健康な身体づくりの方がおすすめです。

白血球は血液にのって全身を巡るのですから、体内の免疫力アップには血流を良くすることが一番です。
それに血流を良くすると身体も温まります。だから、身体を芯から温めてくれるドリンクは、血液をつくる成分や、血流を良くする成分が含まれたドリンクが多いのです。

身体も温まり、免疫力もアップするなんて、一石二鳥ですね。おまけに辛い冷え症改善にも役立ちます。

中でも、ホットジンジャーや焼き梅茶(網で焼いた梅をお茶の中でつぶしたもの)、ワイン・梅酒・卵酒等のアルコール類は、身体温め効果と殺菌作用、両方の効果があるので、風邪のひき始めには効果的です。

ただし、アルコール類は睡眠の妨げになる効果(利尿作用)もあるので、飲み方や量に注意が必要です。それに、ひどくなる前の体調が悪くなりかけのときの緊急処置向けだと認識しておいてくださいね。38度以上の高熱になってしまったら、もはや免疫力アップ頼みでは手遅れになってしまう恐れもあるので、早めに病院に行くことをおすすめします。

直接的に身体を温める血流促進効果の成分は含まれていませんが、リラックス効果の高いホットミルクやバナナシェイク等もおすすめです。リラックス効果が高まって血管が拡張するので、結果的に血流も良くなり、免疫力アップにつながります。

身体を温めるドリンクや身体を冷やすドリンクについては、記事「冬の『温まりすぎ』に注意! 意外なリスクと“正しい防寒対策”まとめ」で詳しく解説していますので、そちらも参考にしてください。

 水分摂取で自律神経のバランスも改善?

自律神経の乱れは未病の根源です。人は寒いだけでも交感神経が緊張します。その他、ストレス社会であるため、嫌でも緊張して交感神経が活発になってしまうことばかりです。交感神経が活発な状態が長く続くと、筋肉硬直状態になって、コリや痛みが生じるだけでなく、血流も代謝も悪くなって、冷えや体調不良etc、身体に悪いことばかりです。

しかし、そんな緊張状態のときに食事や水分を摂取すると、消化器系が刺激され、それを合図に交感神経から副交感神経へと切り替わり、身体がリラックスします。内臓を動かす時ためには、副交感神経の活躍が必要なのです。

満腹になると、幸せホルモンが分泌されてリラックスできるのも、内臓を動かして消化させるために、副交感神経が活発に働くからです。でも、食べ続けるわけにはいかないので、消化器系の内臓を動かしリラックスするために、水分補給が重要なのです。

血流促進、リラックス効果アップのためには、冷たいドリンクよりも、身体を温めたり、リラックス効果の高い成分の入ったホットドリンクがおすすめです。