「今すぐ会いたい!」そういつも思うのが恋愛というものですが、この高ぶる気持ちは何なのでしょう。一方で、そこまで胸が熱くならない恋もある。この二つの違い、もしかしてそれって「顔が好きかどうか」では?

落ち着く愛

恋愛には二種類あります。おだやかで、ゆっくりと時間が流れて、まさに愛をはぐくむという表現が合う愛。「ゆっくり愛」とも言います。

最初の頃から、彼は心の落ち着く相手でいつも癒される気持ちになる。少しくらい、会えない日々が続いても安心していられる。いわば大人の愛ですね。

激しい愛

もうひとつは、燃え上がるという表現が合うまさに「スピード愛」。
何をしていても相手のことばかり思い出す、昨日会ったばかりなのにいても立ってもいられない。「今すぐ会いたい」「会って抱きしめ合いたい」といったコントロール不能の気持ちが沸き上がってきます。

若さゆえという気もしますが、若さとは関係ありません。

「ゆっくり愛」は会うだけで満足で、話すだけでも満足。ご飯だけでも満足。
しかし「スピード愛」は会ってハグしてキスして倒れ込まなきゃ満足できない。そう、エッチしないと居られない。

この差ってなに?

それは、相手の顔がドンピシャのタイプかどうかです。顔がいちばん好きな場合、顔のことばかり思い出します。

性格が好きな場合は性格を、雰囲気が好きな場合は雰囲気をいつも思い出しますが、雰囲気や性格はイマイチ頭にイメージ画像として浮かんできません。

だからそうそう思い出さない。でも顔はすぐ浮かぶので会いたくなる、というわけ。

以前、年配の男性上司との雑談で「妻の顔が大好きで結婚した。いまでも大好き」と言う話を聞かされ「やはり顔のパワーは長い間持続するのだな」と思ったことがあります。

どうやら、顔が好きだと愛が、かなり長続きするようです。