「このまま賃貸で暮らすべき?」「持ち家を購入した方が良いのかな」など、賃貸にお住いのママの中には、このまま賃貸にすべきか持ち家を購入すべきか…と悩んでる方がいらっしゃるのではないでしょうか。

戸建ては人生で最も大きな買い物、といわれるほど大きな出費が伴います。周囲の意見や、家族の意見などに惑わされることなく、適切な判断をしなければなりません。

そこで、今回は賃貸・持ち家それぞれに住むママ・パパに本音をリサーチ。取材を通して明確になったそれぞれのメリットについて見ていきましょう。

賃貸に住むメリット

まずは、賃貸に住んでいるメリットについて3人のママ・パパに話を聞いてみました。

子どもの成長に合わせて気軽に引っ越しやすい

(40代ママ/3人家族(子供1人5歳))

「ウチはあえて賃貸を選んでいるタイプです。子供がどこの学校を選んでも良いように、気軽に引っ越せるほうが良いな…と考えていて、持ち家は我が家にとって不要なものと思っているのです。

そんなに頻繁に引っ越すことは無いと思いますが、子供の可能性やチャンスなどを重要視している我が家は、身軽で動ける今の状態が合っていますね」

子供の進学場所などに柔軟に対応できるように「あえて」賃貸を選んでいるというママ。

確かに持ち家に住んでいると、進学場所は限られてしまうのが事実です。「引っ越しやすい」という面では、メリットといえるでしょう。

経済的な負担が少なく「貯金」「生活費」にお金を回しやすい

(30代パパ/4人家族(子供2人4歳・2歳)

「経済的にメリットがあるため、我が家は賃貸に住んでいます。

戸建てに必要な「固定資産税」の支払いがありませんし、現在住んでいる物件の家賃と間取りが我が家に最適であることから、わざわざ戸建てを購入する必要はないかなと感じています」

こちらのパパは、「間取りに対する月々の家賃」や、「固定資産税の負担がない」という点にメリットがあることから、賃貸を選んでいるとのことでした。

こうした理由から、戸建ての必要性を感じない家庭は少なくないのではないでしょうか。

災害で住宅を失っても損害が軽い

(30代ママ/4人家族(子供2人6歳・2歳)

「戸建ての住宅は欲しいと思っているのですが、震災などで住まいを失うのが不安で、まだ判断しきれていないのが現状です。

新築を建てた友人が洪水で被害を受けて、修理やホームクリーニングなどでとんでもない出費になった、という話を聞きました。

仮に、倒壊した場合、失った住まいに対して住宅ローンを払い続けたり、自己破産するしかなかったりするのが不安で、まだ悩み中です」

災害による損害が軽く済むことから、戸建てに決められずにいるというママ。確かに、賃貸の場合は建物の修理費用などはオーナーの役割です。そういう意味では、賃貸に住んでいる場合は損害が軽いといえるでしょう。

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