教育重視の方は、幼稚園の延長保育という道も残されています

筆者の家庭では、3歳児までしか預けられない認可保育園に通っていたため、その後に転園の手続きをしなければならず、その審査に落ちてしまいました。落選がわかったのが2月中旬だったので大慌てで「どうしよう?」という事態に陥りました。そこで、救世主となったのが幼稚園です。幼稚園は保育園よりも早く、前年秋に入園手続きを済ますものですが、ほとんどの幼稚園で追加募集を行っています。私たちは、そのなかでも18時半までの延長保育を行っている幼稚園を探しました。

じつは幼稚園に通わせている親に補助金を出している自治体が多いのです(年収に応じてですが)。もちろん延長保育料は掛かりますが、トータルでは保育園とあまり変わらない費用で幼稚園に入れることが出来ました。幼稚園は保育園と異なり、教育重視なのでイベントが多く会社を休まなければならなかったり、急な出費もあったりしました。しかし筆者の選んだ幼稚園は園児の数が多く、集団生活を学ぶ上で良かったのではないかと思います。

「ぴあ中部版」映画担当を経て上京、その後はテレビ情報誌、不動産雑誌・広告などの編集・ライターを務める。著書に『年収350万円でも家が買える』(2014年・彩図社刊)。また、映画監督としては、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭などで注目され、2002年「異形ノ恋」(出演・西川方啓、木下ほうか、寺田農)でデビュー。