ロイスは、敏腕ジャーナリストとして活躍しており、生命の危険を冒しつつ、大きなスクープをものにしてきた現代的で強い女性。
そして、スーパーマンのわずかな足跡をたどり、その正体であるクラーク・ケントにたどり着いた唯一の人間です。地球外の存在として巨大なパワーを備え、それゆえに幼いころから孤独な生活を送ってきたケントでしたが、自分を真っ直ぐに見つめてくれるロイスにやがて、恋心を抱きます。
ロイスもまた彼を愛し、まさに彼女こそがスーパーマンの心の支えであり、人類とスーパーマンの唯一の懸け橋となる存在です。
しかも、ロイスとケントは同じ新聞社に勤めており、オフィスラブが展開中!
しかし、人類を救うために戦いに身を捧げてきたスーパーマンでしたが、愛する人を守るための圧倒的なパワーゆえに恐れられ、逆に守るべき人類から脅威とみなされるようになり、その心は悪へと染まっていきます。
苦悩しながらも人類を思い続け、戦ってきたケントを誰よりも身近で見守ってきたロイスは、人類のため…いや、愛する恋人のために、どんな行動を起こすのか?
男たちのパワーVSパワーの激突はもちろん注目ですが(予告編ではスーパーマンの一撃を、生身の人間であるバットマンが受け止める描写も! 新兵器? それともスーパーマンのは弱点をつかんだから!?)、それだけでなく案外、女性の存在が物語を大きく動かすことになるかも…?
“ヒューマンドラマ”の部分こそ必見です!
このロイスを演じるエイミー・アダムスは、イタリア生まれ、アメリカ育ちで次々と話題作に出演しているハリウッドの大注目株です。
41歳にして、すでに5度にわたってアカデミー賞にノミネートを果たしており、ゴールデングローブ賞はすでに2度も受賞。いつ、オスカー像に手が届いてもおかしくない実力の持ち主です。
そんな彼女が何をするのか…?
普段、迫力のアクションシーンの“添え物”とみなされがちなラブストーリーの部分や、緻密な人間ドラマに注目して予告編をじっくりと見てみると、重要な情報が示されているかも!?
『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』は3月25日(金)より公開。