姿勢は正しく

正しい姿勢はそれだけで美しい! 美人に見える人に、姿勢ブスはいません。姿勢が悪い人は、姿勢を整えるだけで、ガラリと印象を変えることができます。

銀座のクラブでよく見かけるのは、猫背になっていたり、椅子によりかかってしまい、だらしない印象を与える姿勢ブス。そんな姿勢ブスの彼女たちは、自分がおブスに見えているという自覚はゼロ。ブスな姿勢で、無邪気にお客様と談笑していますが、見た目は全く美しくない。お姉さんホステスやママに注意されるまで、姿勢ブスな自分に気付きません。

さらに、注意されても、体が楽な姿勢になろうとするので、強く意識していないと、再びおブスに逆戻り。どんなにかわいくメイクして、きれいに着飾っていても、姿勢が悪いだけで、その努力がすべて台無しです。

意識していないと、美しい姿勢は保てませんが、逆に、意識さえできれば美人になれるのです。仕事中パソコンに向かっている瞬間、食事をしている瞬間などに「今、自分は、美姿勢になっているかな?」と意識し続けることが大切になります。

美姿勢を意識するコツは、視覚でチェッックすること。座っているときは、自分のお腹や足がだらしなくなっていないかチェックしたり、歩いているときなら、ショーウィンドウに映る自分の姿を確認してみるといいかもしれません。

そして、今この瞬間に、美しい姿勢を意識!

ことば使いは丁寧に

顔や胸を整形して、外見は美しく整っている先輩ホステスがいました。ぱっと見ると、きれいな感じの人。なのに、何故か漂う場末感に、筆者は「何故だろう?」といつも気になっていました。

その先輩ホステスは、お客様との話は「おほほほ」と上品風なのですが、スタッフと会話するときに「っつーか、おめぇさぁ」と……。そのとき「これだっ!」と納得。ことば使いが雑で荒い、それが場末感の原因でした。美しさは、見た目だけで作られるものではないということですね。

使うことばや話し方が丁寧だと、美しい印象になります。(普段使いなれない単語や、敬語を駆使するということではありません)普段話すことばが雑になっていないか、話し方が荒っぽくなっていないか、要チェック。


いかがでしたか? どれも、今すぐに実践できるものばかりです。試してみてはいかがでしょうか?

大学院卒業後、銀座のクラブホステスになるという異色の経歴の持ち主。「銀ホスライター」として、老舗クラブで磨いたコミュニケーション術&営業テクニックを、悩めるビジネスパーソンに向けて紹介。恋愛・結婚・出産など、女性にとって身近な問題を研究し「今よりちょっとだけ人生を豊かにする方法」を提案しています。