さて、UMUフェスティバルレポ、いかがだったでしょうか。さらにはアイドリング!!!のメンバーも出演していたりして、かなり盛りだくさん感のあるイベントになりました。結果的には、まなみのりさが優勝ということで、前回の優勝時と比べても貫禄がありましたから、先ほども書きましたが順当な結果だと思います。そして、前回とほぼ同じメンバーでのイベントだったので、会場のノリも似ていました。ショウケース的でありながら、すべてのグループにすべてのファンが楽しむ、という、UMUの色みたいなものが出来てきたのかな、と思いす。天候に恵まれなかったですが、会場の盛り上がりはアツかったですよ!これで屋外の晴天の下だったらさらにさらに神イベントだったかもです。

うーん、ただ、「ご当地アイドル」という存在の定義を考え始めるとキリがないのですが、なんと言いますか、「ご当地感」が高いグループよりも、「ファンの支持が熱い」グループが優勝する傾向が強いですよね。もちろん、これまで優勝したNegiccoもまなみのりさも、地方を中心にしっかりとした活動をしていたからこそ、ファンが熱烈に応援している、という経緯があります。そういう意味では、ご当地度がしっかりあるんですが…。でもでも、サブタイトルが「ジモLOVE No.1決定戦」ですから、ファンの投票以外にも、地元の方の票とか、地元アピール度みたいなものが別賞として用意されているといいなぁ…というのは、昨年末のUMUから感じていたことでした。具体的に言えば、りんご娘やOSAKA翔GANGSみたいなグループが苦戦を強いられてしまうのは、どうにもかわいそうな気がするんですよね。まぁ、アイドルを評価して勝者を決めるっていうこと自体、なかなか難しいですからね…。

あと、今回は大阪のグループが11組中3組出てるんです。それぞれのグループは素晴らしかったのはもちろんなんですが、もうちょっと他の地区のグループも見てみたかった気がするのも確か。例えば、ウレぴあ総研の投票で優勝した「QunQun」や好勝負を繰り広げた「青春女学園」、鈴木が何度も取り上げている、オリコンデイリー4位まで登った「LinQ」、そして女子大生グループ「CQC's」に「HR」、「Rev from DVL」などなど、アイドルひしめく福岡のグループが一組も今回は出ていませんから。愛媛の「ひめキュンフルーツ缶」や香川「きみともキャンディ」、高知の「はちきんガールズ」などなどがいる四国のグループも出ていません。いや、そういうことを言い出すと非常に面倒くさいというか、どのグループが出て、どのグループが出ないなんていうのは、もうそれぞれのイベント独自でもいいと思うんですが…。でも、ファン目線で言えば、ちょっと残念なのも確かなんです。東京のグループでも、「えどKB」なんかは江戸川区を熱くアピールしていますし、千葉鎌ヶ谷の「KGY40Jr.」の『グッドモーニング鎌ヶ谷』なんて名曲ですよ…。いや、本当に、そんなことを言い出すとキリがないのもわかっているのですが…。

うーん、アイドルという評価の軸がたくさんある対象を扱うイベントですので、出演グループの人選と、評価のシステム作りはどんどんブラッシュアップしていっていただけるといいなぁ、と思いました。そう、UMUアワード2012に期待しましょう!大会場でよろしくお願いします!物販スペースも広めでお願いします!出場アイドルの皆さん、そして二転三転する状況の中で運営されたスタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした!そしてそして、各地でがんばるグループを楽しむ機会が、これからもっともっと増えたらいいなぁと思っております!

CD版
DVD版

あ、そうそう、これ、もう一回商品紹介なんですが、この記事を書きながら、このUMUアワードのCDを聞いていたんですが、いいですこのCD!完全に会場録音そのままの音なので、ファンの声も全部入ってて、再現度高いです!個人的にはフルーティーととちおとめ25のメドレーはほんっと高まりますよ!そしてNegiccoファンも、Meguちゃんが最後に間違えて「せーの!」って言ったまま曲が終わっちゃった様子とかも完全に入ってて、癒されます!なのでまだ手にとってない方は是非!ではでは、今回の研究は以上デスッッッ!