3. お金をかけずにまつげを伸ばす

「塗るだけでまつげが長くなる!」といったコスメや薬もありますが、平松先生によると自力でまつげを伸ばす方法があるのだとか。¥0かつ安全にできる方法を3つ教えていただきました。

1)まつげを抜かない、こすらない

「まつげを抜くと毛根が炎症を起こしてしまします。次にまつげが生えてきても、逆さまつげのようになり、本来のまつげとは違って、カールしづらくなることも。また、以前生えていたまつげよりも、内側に生えようとして、短く見えてしまう可能性もあります。

また、まつげやその周りをゴシゴシこするのも、まつげが抜けやすくなりますからやめましょう」

ちなみに、ここ数年ブームのまつげエクステは、自まつげが引っかかり抜けやすくなるリスクもあるといいます。まつげパーマはエクステよりダメージは少ないものの、目の炎症を引き起こしてしまうこともあると知っておきたいところ。

2)タンパク質を中心とした栄養をとる

「全身の栄養状態が悪いと、やはりまつげも生えにくくなります。たとえ生えてもすぐ抜けてしまうので、タンパク質中心の栄養価の高い食事をとってください。さらに、しょうがやネギなどを食べて、体の芯から血の巡りをよくする食生活を心がけるのも◎です」

3)まつげのきわを清潔にする

「まつげの毛根をキレイにする『目のきわシャンプー』で、ダニが住みつきにくい状態を保つよう心がけてください。やり方は簡単で、綿棒の先に湯または低刺激の洗浄液をつけて、目のきわをやさしくこするだけ。意外とメイクが残っていることがわかります」

日々の心がけで美人目を手に入れましょう!

平松類さん
彩の国東大宮メディカルセンター眼科科長。昭和大学大学院卒・医学博士・眼科専門医。昭和大学兼任講師。『クマや充血は毎日5分で消える! 39の心がけ』、『1日5分かけるだけ!! 100円メガネで視力は改善する!!』など著書多数。

フリー編集者・ライター。岡山県出身。中央大学法学部卒業後、楽天、リアルワールドを経てフリー編集者/ライターに。関心のあるテーマは女性の生き方や働き方、性、日本の家族制度など。結婚・離婚を一度経験。11月14日に『はたらく人の結婚しない生き方』を発売。