イルミネーションが街を彩り、冬のムードが一層盛り上がりを見せていますね。

寒くても、外デートはしたい! そんな気持ちにさせられることも多いですが、女性にとって、冬空の下で終日外デートというのは、なかなか大変なもの。

冬は強風、低温、乾燥と、肌にも髪にもとにかく過酷。

特に髪は、印象を大きく左右するものであることから、一番手をかけておきたいところ。

そこで、ヘアメイクアーティストchihoさんに教えてくれたのは、冬の悪環境に振り回されにくくする、髪の土台創り。

事前の準備、当日の準備、当日の持ち歩きグッズまで、くまなく教えてくださいました。

キーワードは“潤い”

乾燥した髪では静電気も起きやすく、切れ毛や枝毛の原因になり、よりまとまりのなくガサガサにも見えるし、無駄に量も多く見えてしまいます。

「冬はとにかく髪を保湿することが、まず最善。

髪にまとまりとツヤが出て柔らかくなるので、思わず男性が触りたくなるような髪にもなります」(chihoさん)

1: 冬髪の“潤い”作りのベストアイテム

ヘアマスクで髪の内部まで補修することが効果的です。

リンスやコンディショナーは髪の表面を保護するだけなので、+αのスペシャルケアとして、髪の内部に浸透してケアするヘアマスクを使うと良いでしょう。

但し、つけるタイミングが重要!

「シャンプー後に、よく髪の毛の水を切ったら、毛先から揉み込むように髪の毛の中間までつけて、手ぐしもしくは、目が粗いコームでとかしてください。

温かいタオルやシャワーキャップで髪を包んで浸透をよくして、5〜10分ほど置いて浸透させると効果的です。

そしてヘアマスクの後に手持ちのリンスやコンディショナーを使用するようにしてください。

冬の潤い強化におすすめするヘアマスクは『ダイアンボヌール ダメージリペア&シャイン ヘアマスク』です。

これにはマルーラオイル、ウチワサボテンオイル、アルガンオイルと髪に潤いを与え、補修する3種のオイルが配合していりだけでなく、地肌にもつけられるので、髪と同時に地肌の乾燥対策にもなるんですよ」(chihoさん)

2: お風呂から出た後にしておきたいこと

「お風呂の中だけで完結ではなく、お風呂から出た後も潤い補給が必須!」とchihoさん。

「タイミングは、髪を乾かす前。使うものは、アウトバストリートメントです。

アウトバストリートメントには、主にミルクタイプとオイルタイプの2種類ありますが、冬には長時間乾燥を防いでくれる効果が高いオイルがおすすめです。

『ミルボン エルジューダ MO』は、保湿力が高くて、外からの摩擦ダメージを軽減しつつ、髪をまとまりのよい仕上がりにしてくれて、ツヤツヤになります」(chihoさん)