「私のことそんなに好きじゃないと思うけど」

女の思惑「謙遜しとかないと厚かましいもんね。そう言っておけば『そんなことないよ好きだよ』って言ってくれるかも」

男の思惑「この子、好かれてなくてもデートしたりエッチしたりしてもいいのかな」

回避するには…

とにかく、仲良くなっておく。

「エッチしてもいいのかな」と彼が考えていても、うまくかわせばいいのです。

これは男と女の考え方、とらえ方の違いなのですが、男は裏の意味や、違う意味を含んでいるとか、気づいてよなどの言葉の機微がよく分からないことが多いです。

ストレートにそのまま意味を取ってしまうのです。

ためしに男性にこの3つのセリフの感想を聞いてみると「裏の意味なんてあるの?表の意味しか取れない」と答えました。

「うれしい気持ちと『ん?彼女ができるまでのつなぎ?』くらいしか心に残っていない」そうです。

しかし、そう受け取ってもいいのです。その通り行動しなければいいんですから。

意味が分からずに彼が都合よく解釈したとしても、こちらも「あ、この人は勘違いして解釈してるな?」と途中で気づきますよね。

それをどうにかして自分に向かせる、こちらの思うつぼに入らせることが必要なのです。

「勘違いしてた」と彼が自分自身の早とちりに気づいても、もう二人は接近しているので遅いわけです。

このセリフで勘違いさせてこちらを向かせ、意識させてからコントロールすることがテクなのです。

その“思惑”でドギマギさせる!

回りくどいと理解できないので「彼女がみつかるまで仲良くしてね、といいつつ私が彼女におさまっちゃおう」と、思惑までわざと声に出してみてドギマギさせてみるのもいいかも。

セフレ判定されたとしても、一概にそれが悪いとは言えないのです。彼のパーソナルスペースに入ったのと同じ。

それをエッチ(セフレ)の方向にもっていくか、恋にもっていくかの少しの違いです。

意識させたりドキドキさせることができたら、ほとんど恋はかなったようなものです。

いろんな工夫をして、期待やドキドキをさせ、彼女になることができたら恋はなにかと楽しいかもしれませんね。

たえなかすず:歌人。短歌を詠むことが好き。ブラブラとOL時代を送ったあと結婚し、二人の娘の母になった恋愛コラムニスト。他恋愛サイトでも連載中。昭和マニアなのでいつも昔に思いをはせています。恋愛の話と面白いネタに食いつきます。趣味は映画観賞とマラソン。