新事実も発覚! 千明監督から見たGONZO

――数多くの作品を手がけてきたGONZOも、今年2017年で創立25周年を迎えます。1998年の『青の6号』から現在までずっと関わってこられたGONZOというスタジオは、千明監督から見たらどんなスタジオでしたか?

千明:マッドハウスに似てるなって印象です。僕がいたころのマッドハウスは、丸山正雄さんがいて、川尻善昭さんと、りんたろうさんと、平田敏夫さんといった監督を筆頭にスタッフの仲が非常によくて、制作やプロデューサーも一緒に作品をつくる仲間という感じで、全体で1つの作品を動かすっていう感じのスタジオでした。

GONZOのピークの時も、そういうスタジオでした。並行して何本かやっていても、みんなで横を気にしながら。楽しかったです。

基本スタジオ内に監督も作画さんもいましたので、フィルム作りが目に見えるスタッフ主導の会社だったと思います。

――スタッフの交流もあって、お互いに影響しあったり

千明:技術的な交流もありましたし、スタッフの貸し借りもありましたし。

――そういう風にして当時観ていた作品が作られていたと聞くと感慨深いです

取材後、貴重な『LASTEXILE』の原画を特別に見せて頂くことに。時の流れを感じさせるカット袋から取り出された原画等は今もなお色褪せることない魅力を放ち、それぞれのシーンを鮮明に思い起こさせるものでした。

久しぶりに対面した監督も嬉しそうにスマホで写真を撮っていましたが、そこで驚愕の事実が判明。『LASTEXILE』の制作が始まった当初、タイトルは『EXILE』となっていたそうで、今回のインタビューで用意いただいたカット袋も確かに『EXILE』と書かれています。

監督いわく「商標登録が遅れてしまったので某アーティストに先に取られてしまった」とのこと。

2017年で25周年を迎えるGONZOは、6月18日に記念イベント「25th Anniversary GONZO FESTA 2017」を開催。GONZO創立25周年記念作品「18if」を記念して取り組んでいる新作アニメの先行上映も予定されており、GONZO作品を愛するファンは見逃せないイベントとなりそうですね。

博史池畠さん、石谷春貴さん、中田譲治さん、島﨑信長さんらをゲストに迎え、ユナイテッド・シネマ豊洲(東京)にて開催。チケットはチケットぴあにて5月28日まで一般抽選受付が行われ、6月1日から一般先着がスタート。チケット料金は無料(手数料別)です。

アニメ誌・ゲーム誌の編集を歴任し、現在はWEBメディアのディレクターなどを務める編集ライター。アニメや映画取材をはじめ、日本全国津々浦々、お祭りや秘境取材などもする突撃派です。