【スタジオジブリ】名コピーはこうして生まれた。鈴木敏夫が糸井重里の“キャッチコピーボツ案”を明かす

2016.7.8 11:5

糸井重里さんがキャッチコピーを担当した、1988年の『となりのトトロ』と同年公開された『火垂るの墓』の制作の裏側を、スタジオジブリ代表取締役の鈴木敏夫さんが書籍『ジブリの仲間たち』で明かしています。

7月7日から東京・六本木ヒルズ展望台の東京シティビュー内スカイギャラリーではじまった展覧会「ジブリの大博覧会」。

「風の谷のナウシカ」から最新作『レッドタートル』まで、スタジオジブリが制作した作品の、ポスターやチラシなどの広告宣伝物を中心に、制作資料や企画書など、普段見ることのできない重要資料を堪能することができます。

展示構成は大きく4つ。各作品の宣伝方法はどのように生まれ、私たちを巻き込んでいったのか、その背景がわかる膨大な未公開資料を展示した「ジブリの大博覧会展」。スタジオジブリ作品と言えば、“空への憧れ”。そんな憧れを表現した企画「スタジオジブリ空とぶ飛行機展」。最新作『レッドタートル』にフィーチャーした「レッドタートルある島の物語展」。そして、同大博覧会限定グッズやジブリグッズを購入できる「物販ショップ」となっています。

展示室には、映画ポスターや新聞の切り抜き、その他の映画関連の告知物が数多く展示されています。スタジオジブリの広告宣伝物を通して、当時の記憶を蘇らす絶好の機会になるでしょう。スタジオジブリ プロデューサーで、宣伝にも携わっている鈴木敏夫さんのデスクを再現していたりするので、まさにスタジオジブリのリアルを実感することができるでしょう。

ジブリ作品を彩ってきた“キャッチコピー”

数ある広告宣伝物のなかで、重要な役割を担っているのが、キャッチコピーです。スタジオジブリの作品では、それぞれの作品ごとにコピーが付けられています。

例えば、1984年公開の『風の谷のナウシカ』のコピーはこちら、「少女の愛が奇跡を呼んだ」。また、1986年公開の『天空の城ラピュタ』は、「ある日、少女が空から降ってきた・・・」。どちらも、その作品を表現する見事なコピーですね。この言葉だけ見ていても、作品の情景を思い出すことができます。

そんなジブリのコピー制作に携わったコピーライターに、糸井重里さんがいます。糸井さんといえば、エッセイスト、タレント、作詞家として活躍中。自身が代表を務める東京糸井重里事務所運営のウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」で知っている方もいることでしょう。

そんな糸井さんはコピーライターとしても活躍。西武百貨店の「不思議、大好き。」や「おいしい生活。」など代表的なコピーがあります。

書籍『ジブリの仲間たち』では、糸井さんが初めてコピーを担当した1988年の『となりのトトロ』と同年公開された『火垂るの墓』の制作の裏側を、スタジオジブリ代表取締役の鈴木敏夫さんが明かしています。

『となりのトトロ』と『火垂るの墓』の2作品は、『となりのトトロ』を徳間書店、『火垂るの墓』を新潮社が制作し、劇場で同時に公開するというスタイルでした。出資者は別々ですが、制作はスタジオジブリがするといったもの。当然、宣伝の方法は両社で違うので、どう協力して進めているか議論があったようです。

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