子どもにお菓子や玩具を与えてくるときの対応

普段、子どもの身体のことを考えてお菓子や添加物入りのものは制限しているのにも関わらず、孫可愛さにたくさんお菓子を与えてくるお姑さん。困ってしまいますよね。

帰省は年に数回のことですから、そんなときは「食べたらダメよ」と言うのではなく目をつぶりましょう。

せっかく出してもらったのに、子どもに「少しにしておきななさい」「たくさん食べてはダメよ」と叱ってしまったり、「うちは食べさせない方針なんで」と言ってしまったらとても角が立ちます。

もし、「普段はダメだと言っているのに、どうしてお祖母ちゃんの家ではいいんだろう?」と子どもが疑問に感じる顔をしたり、ママに怒られるのが嫌で手を付けようとしなかったら「美味しそうね。良かったわね。今日は特別の日ね!」と軽く交わし、食べてもよいという“許可オーラ”を出しましょう。

また、「我が家では玩具はクリスマスとお誕生日だけ」と決めているのに、お姑さんが帰省時や外出のたびに玩具を買ってくれる場合もありがたく頂きましょう。

(もし、同居しているの場合は家庭でのルールの基準を家族間で話し合い、人によって子どもに対する対応が180度違う…なんてことの起こらないようにしましょうね。参考記事「ママは怒ってばかり、パパは甘々…「一貫性のないしつけ」のNGポイント&正しいしつけ方」)

趣味ではない洋服をプレゼントされたときの対応

普段、子どもに“都会的センスで小洒落た服”を着せているのに「これ、○○ちゃんに似合うと思って」とお姑さんがくれた紙袋。開いてみると、ガガーン!趣味とは程遠いセンスの服。

そんなときも「ありがとうございます」と言って着せましょう。出来れば帰省中にそれを着せて出かけてもいいですね。そそくさとトランクにしまうと「着せる気はないな」と思われてしまいますよ。

社交辞令を真に受けない

「あらあら、あなたはゆっくりしていて、テレビでも見ていて。手伝わなくていいから」と言われたからといってそれを言葉通り受け取って、どっかり座って休憩していたら“礼儀知らずの厚かましい嫁”の烙印を押されてしまいます。

ここは手伝うのが無難です。

ただし、食器を洗って拭いた後、しまう場所がわからず適当に片付けたり、元あった場所を無視して違う場所にしまってはいけません。翌日、食器が違う場所にしまってあるだけでお姑さんは“イラッ”としてしまうもの。

 「お義母様、これはどの洗剤を使いますか?」「お義母様、このお皿はどこにしまえば宜しいですか」とイチイチ聞いて、相手の生活スタイルを乱さないようにしましょう。

ただし!

「手伝わなくていいのよ、こっちに来て一緒にテレビみましょうよ」との言葉を発した時のお姑さんの表情、語気(勢い、高低、早さ)などから、本音と社交辞令を見分ける鋭いアンテナを張りましょうね。

まとめ

たとえ家族になったとしても“本音と建前”の文化もあり尚更難しいところですよね。

「トイレの便器の蓋を開けたままにしておくか、その都度閉めるのか。トイレットペーパーの先を三角に折るか折らないか、“郷に入っては郷に従え”の諺がある通り、そこで数日間過ごすのであれば、そちらのお宅のやり方に従い良い人間関係を作っていきましょう。