子どもの乳幼児期には「食が細い」と心配していたものの、小学生になると一転、「食べすぎが心配」というママやパパが増えるようです。

最近では子どもの「肥満」もよくニュースなどで取り上げられますよね。

そこで今回は、子どもの「食べすぎ」についてフォーカスします。心配しなくてもいい食べすぎと、要注意な食べすぎの違いについて解説します。

これなら「食べすぎ」でも心配しなくていい!

子どもの成長期は「食欲が旺盛」とよく言います。身長もまだまだ伸びる時期。太ってもそのぶん身長に取られるなら、喜ばしいことです。

まずは、子どもの成長を実感できる「心配しなくていい食べすぎ」についてみてみましょう。

親の作るご飯がおいしい

学校などの給食はおかわりをするまでにおよばず、「ママのご飯だけを食べすぎる」といった例を筆者は身の回りでよく聞きます。

そのお子さんに聞いたところ「ママのご飯はとてもおいしい」という嬉しい回答が!

大人になっても「おふくろの味」が根強い方も多いでしょう。親の手料理は、子どもにとって何よりのご馳走で、つい食べすぎてしまうのかもしれません。

ご飯類を多く食べている

子どもがおやつを欲しがる場合でも、ふかし芋やおにぎりなどを多く食べる場合、本当に成長期でお腹が空いていることもあるのだとか。

子どもは胃袋が大人より小さいです。そのため、必要な食事量を一回あたりで摂るのが難しいことも。

スナック菓子ではなく、おにぎりなどでも「食べる!」と言った場合は、栄養になるため心配するほどでもないと専門家は言います。

身長が伸びてきた

筆者もよく食べる子どもの母親ですが、実は「子どもの食べすぎが心配」になり、小児科で相談したことがあります。

「横に大きくなるくらい栄養があまらないと、ただでさえ成長を補うのにエネルギーをつかう子どもは、身長が伸びないの」と看護師さんに言われて安堵した経験があります。

運動量が増えた

水泳やサッカーなどの習い事や、放課後に遠くまで遊びに行くことで運動量が増えた場合は、特に食欲旺盛になります。

大人でも、よく運動した日はお腹が減りますよね。一日寝て過ごした休日は「なんだかお腹が空かない」といったこともあるでしょう。

子どもは大人からみても、とてもエネルギッシュ。よく喋り、よく運動したら、やっぱりお腹が空くのです。