要注意な「子どもの食べすぎ」3つのパターン
極端に運動量が少ない
運動量が極端に少ないのは考えものです。これまで保育園や幼稚園で活発に動いていたのに、小学校に上がった途端「座学が増えて太り始めた」という子もいるようです。
当てはまる場合は、読書やゲームばかりではなく、子どもが楽しめる外遊びで適度に運動しましょう。
母子手帳の成長曲線から大きくはみ出している
母子手帳はには、子どもの成長の参考になる必要な情報も多く載っています。
予防接種がひと段落し、しばらく見ていないママも、わが子の身長と体重が成長曲線のどの辺りに位置しているのか見ておくと、体重管理の参考になるでしょう。
偏食傾向にある
ジュースやスナック菓子、または飴などの糖質を多く含んだ菓子ばかりを好み、「食事はそんなに食べない」という偏食はやめさせましょう。
お菓子は食間の楽しみ程度にとるもので、必ずとらなくてはいけない栄養ではありません。
どうしても「子どもの食べすぎ」が心配な場合は?
子どもの食べすぎが心配な場合でも、過度なダイエットをさせるのは禁物です。
体を動かす習い事をする
サッカーや水泳、または武道やダンスなど、世の中には運動を楽しめる習い事が多く存在します。
親の前だと甘えてしまって運動にならなかったとしても、コーチの前ではしっかりやり遂げる子も多くいます。習い事をして、チームで活躍することによって自信をつける子もいます。
野菜が多めのメニューに切り替える
野菜は食物繊維たっぷりで、咀嚼を促します。よく噛むことによって満腹感を得られやすいです。
汁物のメニューを取り入れる
介護施設でも実施されている減量方法です。野菜も柔らかくなりますし、栄養素の取りこぼしがなく、尚且つ満腹感を得られます。
夏場の暑い時期には、不足しがちな塩分と水分を一度にとることもできて一石二鳥です。
よく噛んで食べる
一口を大きめにカットするなど、咀嚼回数を促すダイエットも効果的です。
親が咀嚼回数を一緒に数えたり、あえて小さいスプーンやフォークを使わせて食事に時間をかけることで、早食いを防止できます。
時間をかけることによって、少量でも満腹になるのです。
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子どもの食べすぎに神経質になることはありません。
それでも健康診断などで医師から注意された場合は、日常生活の見直しを求められることもあるでしょう。その際は、子どもにとって苦痛にならない減量方法が求められます。
子どもはまだまだ発達段階だからこそ、親の独断での減量はやめてくださいね。