3歳まで自宅育児、3歳から幼稚園の延長保育プラス子育て支援制度を利用

出産を機に退職をしたMさんは、3歳までは自分の手で育て、その後就活をしながら保活をしていたそうです。

保育園の申し込み時に仕事をしておらず求職中であったせいか3歳児入園は叶わず、諦めて幼稚園に入園させましたとMさんは言います。

幼稚園に入園させたところで、小学校へあがるまでは仕事を諦めていたそうですが、良い仕事が見つかり、すぐにでも仕事がしたいと思ったそうです。

その時にママ友から聞いたのが幼稚園の延長保育で、「これは使えそう」と思ったそうですが、どんなに早くても18時にしか迎えに行けない仕事であったため、他に手はないのか探したところ、自治体でやっている「子育て支援制度」を見つけたとMさんは言います。

自治体がやっていたのは「ファミリーサポート」というもので、ファミリーサポートとは援助会員さんに夕方幼稚園に子どもを迎えに行ってもらい、そのまま援助会員さんの自宅で子どもを預かってもらうというものです。

夕方5時~6時の1時間を援助会員さんに見てもらったことで、仕事ができるようになりましたとMさんは言います。

このように、保育園に入れなかったことにより、幼稚園に気持ちを切り替えたことで、仕事を諦めなくて済んだこともあることが分かります。

幼稚園の延長保育は、保育園に比べれば制限がある部分もありますが、仕事も育児も両方頑張りたいと思うママにとって活用できる制度に違いありません。

今年の保育園入園選考も激戦が予想されますが、諦めるのではなく、3歳以降であれば幼稚園にも目を向けてみてはいかがでしょうか。

視野が広がることにより、ママ達の保活が少しでも楽になってくれることを願っております。

ライター。不動産会社に10年ほど在籍し、賃貸営業、賃貸事務、売買仲介、売買仲介事務、不動産管理営業、不動産管理事務など幅広く経験。現在も不動産会社で勤務しており、おもに賃貸仲介をメインで活動中。好きな言葉は、「根拠のない自信はおおいに結構。それを裏づける努力をするべし」。二児の母でもある。