毎年悩まされる「花粉症」。今回は花粉症を防ぐための基本対策をご紹介! 合わせて気をつけたい「アレルギー性鼻炎」「アトピー性皮膚炎」を防ぐ方法もチェックしよう。
 

 

花粉症――花粉を家に入れないこと! 症状を軽くする場合は徹底除去を

花粉症は花粉が原因のアレルギー性鼻炎である。スギ花粉症が有名だが、初夏のイネ科の植物や秋の雑草など一年を通じて四十数種類の花粉症がある。これらの花粉症を予防するには、花粉を生活の中に入れないことが一番だ。

家に帰ったら手や目、鼻、顔を洗うなど徹底して花粉を取り払おう。鼻の中を洗浄するときは、使い終わった中性洗剤の容器に塩水を入れたものを活用するのもよい。塩水は鼻の粘膜を刺激しないように味がわからない程度の量で、水温は体温と同じくらいに。
 

1)外出のときはマスク、メガネを必ず着用すること。マスクは鼻の隙間から花粉が入らないように、針金で鼻の形に合わせられるものがよい。

 

2)衣服についた花粉を落としてから家に入る。家に帰ったらすぐにうがい、手洗い、目や鼻、顔を洗って花粉を家に入れないようにする。

 

3)花粉が飛びやすい時期に布団を干さないで、布団乾燥機を使うのもよい。干した場合は、マスクをして布団をしっかり叩いてから中へ。

 

<豆知識・花粉症>
花粉症はツボ押しで症状を軽くすることができる。みけんの中央にある、印堂(いんどう)というツボを押したり、温めると鼻の通りがよくなる。小鼻の両わきの迎香(げいこう)を押すのもよい。

 
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