4・他人の目に自分がどう写ってるか熟知している

同じクラスの女の子たちの中でもダントツでオマセなのがA子ちゃん。
彼女は美人のママとイケメンのパパから生まれた超美形幼児だからか、完全に自分が可愛いことを熟知しているかのように立ち振る舞うのです。

A子ちゃん大好きなムスコがワワワ~っと追いかけるのですが、その時に「きゃぁぁ~いやぁ~~☆」と笑顔で逃げるその女子力たるやまるでパピヨンのよう!

しかもA子ちゃんはその後、落ちてるムスコのループタオル拾ってくれ、ワタシに「ハイあ~げ~ゆ~☆」と渡し、「わぁぁぁー!A子ちゃん有難ぉぉおおお!!」と親子そろってハートをわしづかみにする恋のスナイパーです。

好きな対象にまっすぐ突っ込んでくムスコの単純さに比べて、A子ちゃんは完全に自分が周りからどう見られていて、どう立ち振る舞えば喜ばれるのか理解しています。

しかしA子ちゃんママは「もう~次になにを言うか分からないからヒヤヒヤして目が離せないんですよ~!」と苦笑い。
2歳にして『女児』から『女』になっていってるA子ちゃんにママの不安は今後もつきなそうです。

5・“大人っぽいフレーズ”は素早くインプット

ある日突然「は~あ~やんなっちゃうワ~」とか「もうバカみたい~!」なんて言い出す女の子。
は!?え!?親の自分は普段言葉使いに気を付けてるハズなのに一体どこでそんな言葉覚えてくんの!?…と驚くママ。

1歳の頃にはカタコトだった子も、2歳過ぎにもなると皆ドンドン言葉を覚えて、家庭で普段使ってないワードもある日突然ポンと言い出すことも。

「この調子で行くとアッという間に言い負かされそうで将来が怖いわぁ~~!」
「お母さんて○○だよねぇ~」とか親のやることにイチイチ突っ込み入れられたらどうしよう…」
などなど、喜ばしい発達も、いささかスピードが速いと戸惑うことも多々あるようです。

しかし逆に、ママの言うことも理解できるようになってくるので「今日、ママお仕事忙しくて優しく出来なくてゴメンね」と謝ると「ううん、いいよ~」と答えてくれることも。

まだまだ『パパ・ママ』を絶賛練習中のムスコが、ある日突然「あ~もうチョ~ダリぃ~」とか言う気配はありませんが、いつか将来「うるせぇババぁ!」と言われる時がくるだろうと踏んで、心の準備だけは今からしています(笑)

 

つづく

 大手出版社から単行本を数冊発表し、現在は休業中の(元)漫画家。アシスタント業をメインにしながら、主婦業とお母さん業でも大忙しの毎日。夫である鈴木妄想とオタクトークで燃え上がるのも日課。息子の笑顔と各国アイドルのPVを見て癒されている。

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