Jin-Machine

新メンバーにレジデンス涼羽-178(ていおん! ※B)を迎え、12月13日(水)にニューシングル『売れたくて』をリリースするJin-Machine。

前半はシングル収録曲を作曲しているマジョリカ・マジョルカ・マジカルひもりさん(ギタ―――(゚∀゚)―――!! ※G)、ルーベラ・木村・カエレさん(ドラミ ※Dr)、そして作詞を担当しているfeaturing16(MC ※Vo)さんをお呼びして新作についてじっくりお話を伺い、後半はあっつtneデストロイさん(破壊 ※Vo)、新メンバー涼羽さんを加えてのロングインタビューになっています。

好き勝手やってるわけではなくて、売れる気はあるんです。

――単刀直入に聞きますね? この『売れたくて』というタイトルは一体……?

featuring16(以下・16):売れたいという気持ちを込めてつけました。

――実際『女々しくて』は意識してますか?

16:大いにしてますね!

――ちなみに確認は……?

16:取ってないです! そもそも「たくて」が彼らのものかといえばそうではなくて。私たちは「売れたい」「売れたいぜ」などの言い回しのなかで、なにがしっくりくるかと考えた結果、言葉の響きで『売れたくて』にしたんです。なんなら向こうがパクったくらいですよ。心外だな!

――さっきと仰っていることが正反対じゃないですか。

マジョリカ・マジョルカ・マジカルひもり(以下・ひもり):パクるにしても遅いよね。

――約10年前ですよ。本人たちが散々セルフパロディしてる後に。

ルーベラ・木村・カエレ(以下・木村):今更……。

16:つまりこれでまた火がついたら私たちのおかげですね!

――はいはい。歌詞の内容もストレートに「売れたい」という感情が爆発してますね。

16:この制作には紆余曲折あって、自分たちの本当に作りたいものはなんなのかという原点に立ち返り、皆が共有できる気持ちはなんだろう、身近なところでいったら「早く売れたい」かな、と。それを表現するなら気持ちも入るし、説得力もつけられるんじゃかないと。「これならいける!」と決まりました。

――featuring16さんといえば元カノの存在を公言してネタにしてることでおなじみですが、「元カノ、売れたら帰ってきても構わないよ」と。

16:実は元カノのことをメインにしたバンドマンの歌にするかという案もあったんです。

――そこまで元カノの存在が大きかったんですか?

16:曲の中で元カノに対してまだ言い続ける、それをシングルで出すというおもしろみもあるかなと思ったんですけど、それは制作ディレクターに止められました。そこは一般的な考え方に寄せてみたという。

――まさに「売れたくて」。

16:そういうところは抑えても芯は持っていたい、それが『売れたくて』。だから好き勝手やってるわけではなくて、売れる気はあるんです。