また、舞台「戦国BASARA」では恒例となっている伊達軍の宴会も、集大成らしく大幅にパワーアップして登場する。なんと今回は真田幸村や猿飛佐助に武田信玄、さらには徳川家康まで加わっての超豪華版だ。ここでしか見られない宴会シーンは、まさに舞台ならではの醍醐味の一つ。シリアスなストーリーの中でホッと心休まる一時をぜひ堪能してほしい。

シリーズ最多となる18名ものキャラクターが登場することで、収拾がつかなくなるのではないかと心配していた舞台「戦国BASARA3 宴」だが、一人ひとりの個性を殺すことなく、実にうまくまとめていた。話の展開はもはや戦国時代でも何でもなく、完全オリジナルの歴史になってしまっているが、戦国BASARAファンにとってはそんなもの今さらな話だろう。ただし、そんな戦国BASARAファンであっても、本作のラストにはもしかすると目を丸くしてしまうかもしれない。いったい何が起きるのかはその目で確かめてほしい。