トレンドマイクロ、モバイルデバイス向け新製品「トレンドマイクロ セーフバックアップ」を発表

2013.5.15 18:52配信
クラウド上に6GBまでデータをバックアップする「トレンドマイクロ セーフバックアップ」

トレンドマイクロは、5月15日、コンシューマモバイルデバイス向けの新製品「トレンドマイクロ セーフバックアップ」と「ウイルスバスター モバイル」「トレンドマイクロ バッテリーエイド」の機能を強化した新版を提供すると発表した。「トレンドマイクロ セーフバックアップ」を15日から、「ウイルスバスター モバイル」「トレンドマイクロ バッテリーエイド」のバージョンアップを5月16日から提供する。

発表会では、トレンドマイクロの大三川彰彦取締役副社長が登壇し、今後のコンシューマモバイル戦略を説明。「多種多様なデバイスの広がり、クラウドやソーシャルネットワーキングサービスの進化、各アプリストアで配布される膨大なアプリという三つの環境の変化に目を向けている。この変化に伴ってユーザーのリスクが増大するなかで、安心と使い勝手のよさを両立し、セキュリティソリューションを提供するのが私たちの仕事だ」と話した。

トレンドマイクロは、この環境の変化に対応する「三つのD」、すなわち「デバイスプロテクション」「データアクセス」「ダウンロードアプリ」に着目。セキュリティと使い勝手を両立し、総合的なセキュリティソリューションを提供する。この戦略を「3D戦略」と名づけ、課題を解決するための製品としてリリースしたのが、三つの製品だ。

「トレンドマイクロ セーフバックアップ」は、デバイス内の情報をクラウドにバックアップする製品。スマートフォンやタブレット端末のデータをクラウド上にバックアップすることで、端末を紛失したときや機種変更の際に、クラウドに保存したデータを復元できる。保存するデータは、連絡先や写真・音楽ファイルなどはもちろん、発着信履歴やカレンダー、SMS履歴を含む。有償版の場合、これらのデータを6GBまでバックアップすることができる。

新版の「ウイルスバスター モバイル」には「セーフバックアップ」との連携機能を追加し、直近でバックアップした日時やバックアップデータを確認できるようにした。「トレンドマイクロ バッテリーエイド」は、ダウンロードアプリに焦点をあて、ダウンロードしたアプリのリソース消費をチェックする機能や、ワンタッチで電話専用モードに切り替えて起動中のアプリをすべて停止して消費電力を抑える機能を備える。

「トレンドマイクロ セーフバックアップ」は月額版(170円)、1年版(1890円)、2年版(3570円)をラインアップ。「ウイルスバスター モバイル」は1年版(2980円)と2年版(5480円)を、「トレンドマイクロ バッテリーエイド」は1年版(630円)と2年版(1050円)があり、旧版ライセンスの有効期限内であれば最新版にアップデートできる。

発表会では、「3D戦略」にもとづき、トレンドマイクロのクラウド型アプリ評価サービス「Trend Micro Mobile App Reputation」を強化していくことをあわせて紹介した。「Trend Micro Mobile App Reputation」は、膨大な数のアプリストア内のアプリを自動でクロールし、「不正な挙動の分析」「プライバシーリスク」「システムリソース消費量」などの点で自動的に分析・評価している。

トレンドマイクロの発表によると、Android向けアプリの数は、240万にも及ぶ。これらのうち、不正の疑いがあるものが50万個にもなり、この1年で80倍にもなったという。今夏を目途に、アプリをさらに安心して利用できるよう、アプリストア上のカテゴリと実際の内容の整合性を照らし合わせ、意図しないアプリ利用を防ぐカテゴリ分析機能を提供していく。また、AndroidとSymbianに加え、iOS向けアプリの分析・評価を開始する予定だ。

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