だいたいの男子は、女子の不満や愚痴をだまって聞くことができない

女子の「ちょっと~、聞いてよぉ!」を、だまって聞くことができない、男子という生命体よ。そんなあなたたちに物申します。話を聞けない原因が、「男女の脳のしくみの違いによる」ということは百も承知です。しかし、生まれついた脳のしくみが何であれ、学習すればきっとできるはずではないですか!?
たかだか「話をだまって聞くこと」くらいは…。
 

女子が望むのは「意見」じゃなくて「同調」

ちょっともやもやしていることを抱えていたり、文字通り「聞いてほしいことがある」時、女子はただそれを吐き出したい衝動に駆られます。話したい。聞いてほしい。私の思いを誰かに話したい。

それはあくまでも、「意見を求めている」のではありません。うん、うん、そうかぁ、と、ただ「聞いてほしい」のです。言ってみれば、「同調型の傾聴」をしてほしいのです。
 

「寄り添ってただ聞く」ということが不思議なほどできない

しかし世の男性の多くは、「それ言って何になるの?」「で、結論は?」「その意見には賛成できない」「だったらやめたら?」「前にも同じようなこと話してたよね」など、女子の発言に対して意見や判断をしたがります。

はからずも「その人のため」を思っての「よかれ発言」である場合が多いのですが、女子は「ただ聞いてほしかっただけ」ですから、いきなり意見を言われたり、頭ごなしに否定などされた日には、不満やいらだちが募るばかり。そして悲しいかな、「彼に話をしてしまった自分」に後悔の念を抱きます。