男の操縦方法

次は、Bちゃんの悩み相談。「彼が子どもみたいで困るのよー」と同棲中のBちゃん。「脱いだものは脱ぎっぱなしで、すぐ散らかるの。どうすれば、自分でやってくれるのよー」と困り顔です。

「Bちゃん、散らかるのが嫌だから、全部片付けて上あげてるでしょ?」と聞くと「そうなの。だって耐えられないんだもーん」と悲鳴が…。きれい好きのBちゃん、彼が散らかす側から片付けて歩いているらしいのです。「そんなことしてるから、彼が自分でしなくなっちゃうんでしょー」というのが全員一致の意見。

男性は、女性がやってくれるものと思うと甘えがちですよね。注意すべきは、お母さんにならないこと!何でもやってあげるお母さんになってしまうと、彼も甘えっぱなしで何もしなくていいと勘違いしてしまうか、何にもできないダメ男に育ってしまうかもしれません。Cちゃんが「ちょっとくらい彼が散らかしたの我慢して、自分で片付けるのを待ちなさい!」のひと言で、Bちゃんの悩み相談は終了。
 

社内不倫回避法

最後は、上司からの誘いが面倒というCちゃんの話。食事と飲み会の誘いが、どうも社内不倫をにおわせているんだとか。

Cちゃんは「職場で顔を合わせるし、お世話になってきた上司だし、波風立てたくないんだよね」と言います。「向こうも本気なわけじゃなく、様子伺ってる感じだし、私が大人になって、上手に回避したいんだけどさー」とどうかわすのがいいか思案しているようです。まさに、アラサー女らしい話題に、かなり盛り上がります。

どうやって上手に断るのかが問題です。軽いノリのメールのやりとりをしているようなので、「はっきり、バッサリ、メールするのやめちゃえば?」というBちゃん。「それって、バッサリ斬りつけ過ぎー。男のプライド傷つけて、逆恨みとかなったら怖いじゃーん!」と言うのはAちゃん。確かに、ありもしない噂を流されるなんてことが、無いとも限らない…。穏やかに治める方が賢明という結論に達しました。

では、どうするかが問題です。作戦は次の通り。とりあえず、一度食事に行って、満足させる。帰りに、同僚女子から電話がかかってきたフリをして、同僚女子に上司の名前を出して食事していることを告げる。上司は、社内女子に口説いていると知れるのは避けたいはずなので、この時点でマズいと感じるはずです。それでも諦めなければ、それはパワハラ、セクハラ。マズいんじゃないでか?ということを伝える。そこまですれば向こうから手を引くはずだ。という結論に。Aちゃんは、作戦実施の日を検討中です。

「女子会は婚期を逃す要因のひとつ」なんて言われていますが、次の日を頑張るための女子会、強く生きなくちゃいけない日本の女子には「絶対必要!」と思うのですが、いかがでしょうか?
 

大学院卒業後、銀座のクラブホステスになるという異色の経歴の持ち主。「銀ホスライター」として、老舗クラブで磨いたコミュニケーション術&営業テクニックを、悩めるビジネスパーソンに向けて紹介。恋愛・結婚・出産など、女性にとって身近な問題を研究し「今よりちょっとだけ人生を豊かにする方法」を提案しています。