2:赤ちゃんに優しいホテル・旅館選びが大事!

赤ちゃん連れの旅行といっても、目的は家庭によってさまざま。子どもと動物園に行きたい、子どもに海を見せたいなどの目的地がある旅行、とにかく怒涛の育児に疲れた親がただリフレッシュしたいという旅行。

その目的によっても選ぶ宿は変わってきますが、基本的には移動を少なくすることが赤ちゃん連れの旅行で親子共に負担を減らす秘訣です。

そもそも近場を選ぶ、新幹線で一本など乗り換えが少なくて済む場所を選ぶ、ホテル滞在をメインにする、目的の観光地を絞る、などです。

赤ちゃん連れに優しい「ウェルカムベビー認定のお宿」を選ぶのもひとつの安心材料になります。

目的地があるなら、目的地のすぐ近くの宿泊施設を選ぶのがベスト(電車なら目的地の最寄り駅のそばでも可)。宿泊先でリフレッシュするのがメインならオールインクルーシブで外に出る必要がない施設を選ぶといいですよ。

続いて、赤ちゃんに優しいホテル・旅館選びのポイントをいくつかご紹介します。

畳スペースがあるか

赤ちゃんと添い寝するなら「畳に布団」が最適解ですよね。オムツ替えにしても、畳スペースがあると重宝します。

ホテルでも和室や和洋室を選ぶか、ベッドしかないのであればベッドガードがあるか、ベビーベッドを貸し出してくれるかを事前に確認しておきましょう。

部屋にポットと冷蔵庫、おむつ用のゴミ箱があるか

ミルク派の赤ちゃんなら、ポットは必須です。最近の離乳食は常温保存でOKのものがほとんどですが、冷蔵庫もあると安心ですね。

この2つはホテルや旅館に基本的にあるものですが、ない場合もあるので念のため確認しておくと安心。「ウェルカムベビー認定のお宿」には調乳ポットが貸し出してもらえるところもあります。

また、赤ちゃんの使用済みおむつを持ち帰るのは大変ですし衛生的にも気になります。おむつを捨てていいゴミ箱があるかどうかもチェックを。

設備や備品は事前に旅館やホテルの公式サイトで確認しておき、不安があれば問い合わせておくといいでしょう。

ごはんは部屋食にできるか

ホテルや旅館の良さはごはんを自分で作らなくて済むこと。一流のシェフたちが腕によりをかけて作ってくれる料理に舌鼓を打つ、最高の食体験ができることです。

ホテルの朝食に多いビュッフェ形式は、さまざまな料理をちょっとずついただけるのが魅力ですが、赤ちゃん連れだと大変な面も。取りに行く間に誰かが赤ちゃんを抱っこして見ていなければならないし、目が離せなくて気が休まりません。

部屋食なら料理を取りに行かなくていいし、側に赤ちゃんを寝かせておけるので、負担が少なくて済みます。赤ちゃんが小さいうちは部屋食を選ぶとラクですよ。

もしビュッフェの場合は、キッズチェアや子ども用の食器があるかの確認を。