台湾のGIGABYTE TECHNOLOGYは、ウルトラ・コンパクトベアキットPC「BRIXシリーズ」の新製品として、モバイルプロジェクター一体型モデル「BRIX Projector」を発表した。日本では年内の発売を予定している。価格は未定。

PC側にGIGABYTEのコンパクト・フォームファクター・マザーボードを採用し、CPUにインテルCore i3-4010Uを搭載する。マザーボード上には、最大16GBのメモリを搭載できるDDR3 SO-DIMMスロットと、最大256GBのSSDに対応したmSATA SSDスロットを備える。

マザーボード上のMini-PCIeスロットには、IEEE802.11b/g/n準拠の無線LANとBluetooth 4.0に対応したモジュールを搭載。インターフェースは、USB3.0×4、HDMI出力×1、Mini-DisplayPort×1、1000BASE-T対応の有線LAN×1を備える。

マザーボードに、DDR3 SO-DIMMメモリとmSATA SSDを接続してOSをインストールするだけで、PCとして使用できる。

プロジェクターは、色の再現性に定評のあるテキサスインスツルメンツのDLP ミニプロジェクターを搭載。Mini HDMI入力×1基を備えているので、単体のプロジェクターとしても使用できる。

輝度は75lm(ルーメン)で、コントラスト比は900:1。解像度は854×480で、投影映像サイズは7~85インチ。焦点調整機能を備える。スピーカーは、1.5Wのドルビーステレオスピーカーを搭載する。