子どもが、悪戯ばかりする、いつも同じ失敗をする、なんてことありませんか?

そのたびに叱っていては、ママはもうヘトヘトですよね。実は、そういった子どもの行動には原因があるかもしれません。

今日は『モンテッソーリ教育で伸びる子を育てる』の著者で、日本・欧米いいとこどり育児を提唱する平川裕貴が、子どもの行動に隠れたサインについてお話します。

「何度も言わせること」に隠れたサイン

まず、どうして子どもは同じことで叱られるようなことを繰り返したり、同じ失敗ばかりするのでしょうか?

実は、そこには二つのサインが隠れています。一つは、「見てほしい!」というサイン、そしてもう一つは、「教えてほしい!」というサインです。

どういうことか詳しくお話しましょう。

「見てほしい!」というサインとは?

あなたの子どもは何歳でしょうか?

2歳? 3歳? それとももう4.、5歳でしょうか?

いずれにしても、生まれてからまだたった数年ですよね。

自分の2年前、3年前を考えてみてください。どれくらい成長しましたか?

初めてわが子が立った時、歩いた時、言葉を発した時には、感動して大喜びしたのではありませんか?

よくよく考えれば、たった2年や3年で、立てるようになり、歩けるようになり、話せるようになり、さらにすぐに覚えてやれていること、言わなくてもできるようになったことも、たくさんあるはず。

でも、できるようになったことや、すぐにできることや上手にできることが多くなればなるほど、その感動は薄れ、できたことに注目することもなくなってしまいます。

そのことに気づいた賢い子どもは、作戦を練ります。

そうです。叱られるようなことをして、見てもらおう、注目してもらおうとするのです。

だって、いいことをしても注目してもらえないけれど、悪いことをしたら、必ず見てもらえますからね。

「教えてほしい」というサインとは?

子どもが何度も失敗すること。

たとえば、物をよくこぼすとか倒すとか落とすとか、しょっちゅう忘れ物をするとか。それはもしかしたら、その子の弱点なのかもしれません。

人にはそれぞれ得意不得意があります。

それは持って生まれた骨格や体格、性格や気質による場合もありますし、周りの環境などの影響を受けることもあります。

もし、子どもが何度も同じことで失敗するとしたら、その原因を考えてみる必要があります。

たとえば、物をよく落とすとかこぼすというような場合は、手指の力が十分発達していなくて、握る力が弱いのかもしれません。

忘れ物をしょっちゅうするというような場合は、性格的に好奇心が旺盛で他の物事にすぐ気を取られてしまうのかもしれません。

いくら「気をつけなさいって言ったでしょ!」と言われても、わざとやっていることではない場合、子ども自身に対処の仕方がわかるはずはありません。

何度も同じことで失敗するのは、「どうしたらいいか教えて」というサインだと考えましょう。

では次に、「見てほしい」「教えてほしい」サインへの対処法をお話しします。

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