1週間の習い事に通う頻度

子どもたちは1週間のうちに何回くらい、習い事に通っているのでしょうか。

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4~6歳では6~7割の子どもが「週1回」、7~9歳になると約5割が「週2~3回」、10~12歳(小学校高学年)になると約5~6割が「週3回以上」と習い事に通う頻度が増えるという結果となりました。

それぞれがいくつも習い事をしているので、子ども同士で一緒に遊ぶ時間がかなり少なくなっているといえそうです。

習い事にかかる費用は?

気になる習い事にかかる費用も見ていきましょう。

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4~6歳では約8割が「1ヶ月の費用は10,000円以下」ですが、小学生になると約5割が「1ヶ月の費用は10,000円以上」と、習い事の数が増えたり、通う回数が増えることによって、習い事にかかる費用は増えていっているようですね。

子どもに続けさせてよかった習い事は?

先輩ママたちが、子どもに続けさせてよかったと思った習い事はこちら。

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4~6歳

1位 英語・英会話 18%
2位 水泳 16%
3位 体操教室 7%

7~9歳

1位 英語・英会話 21%
2位 水泳 15%
3位 ピアノ(音楽教室) 12%

10~12歳

1位 ピアノ(音楽教室) 16%
2位 水泳 14%
3位 英語・英会話 11%

「英語・英会話」については、「英語が分かるようになった」や「英語に恐怖感が無い」など、英語力が身に付いていることを実感していることが理由に挙がっていました。また「水泳」については、「泳げるようになった」ことだけでなく、「体が丈夫になった」「努力することを覚えてくれた」など身体面での成長だけでなく精神面での成長も実感している様子が伺えました。

高学年で上位に入った「ピアノ(音楽教室)は継続することで、「音楽に強くなった」ことだけでなく「学校での活躍の場があった」「一曲弾けるようになるたびに自信がつく」など、活躍の場面を見たり、成長を実感することが人気の理由となっている様子が分かりました。

一方で、「本人に自覚がなければ、ただ親の安心感のみで終わってしまう」「私が強引に習わせたから、興味も持たなかったし、身にもつかなかった」「全てが無駄ではないが始める時のタイミングや年齢がとても関係すると思う」などの声も挙がりました。

親は色々な経験をさせたい、体を丈夫にしたい、将来に役立つなどの理由や、もちろん本人の「やりたい」を大切にして、習い事を検討するものだと思います。

そして、周囲が習い事を始めたからといって、焦ってしまったり、何かやらせなくてはと思ってしまいがちですが、子どもの成長のタイミングややりたいという気持ちも大切にしつつ、親の身につくといいなという思いの両方のバランスがうまく取れると、習い事も身についていくのかもしれませんね!

<参照>
・Value Press「子どもに通わせて「よかった!」と思う習い事は「英語・英会話」「水泳」が上位にランクイン」
・キレイ研究室「子どもの習い事、続けさせるべき!?先輩ママから聞きました。」[キレイ研究室]

FMラジオ放送局、IT系での仕事人生活を経て、フリーランスモノ書き。好きなものは、クラゲ、ジュゴン、宇宙、絵本、コドモ、ヘンテコなもの。座右の銘は「明日地球がなくなるかもしれないから、今すぐ食べる」。木漏れ日の下で読書と昼寝をする生活と絵本に携わることを夢見て、日々生きています。