つい先日もイケメンイラストレーター・岸田メルさんが「すげー!堂々と嘘ついて逆ギレしてる! 言うまでもないですが許可してないです!」と、ヤフーオークションにイラストを利用したグッズが出品されているという情報に自身のTwitterで怒りを露にしていました。

こういった問題は今に始まったことではなく、ネットがより身近に普及した今になってようやく表立ってきたという感じです。

私もオタクを自称する者として、オフィシャルグッズだけでは物足りないという”欲しくなる気持ち”は理解できますが、今こそ私たちは意識の高いオタクへと成長しなければ、このクリエイターたちと悪質業者とのイタチごっこはいつまでも終わらないでしょうね。

ちなみにイラストの次に狙われているのはマンガや小説などを中心とした同人誌。 以前からネット上に作者の許可なく公開される不正アップロードが問題視されていますが、作者の知らない間に同人誌が電子書籍化され、通販サイト・Amazonで販売されていたという驚くべき事件が報告されています。

楽しいはずの同人活動が悲しい体験とならないように、作者たるクリエイターは自衛方法も考える必要があるかもしれませんね。
 

フィギュアとアニメが大好きなオタク系ライター。「ねとらぼ」や「INSIDE」など、ウェブメディアを中心に活動中。好きなキャラは「初音ミク」。夢はコミケにサークル参加すること。