――Jin-Machine主催ツアーは久しぶりのヴィジュアル系対バンになるってことですかね? 

Anchang:ほかの出演者のみなさんは(メイクが)ガッツリ系ですよね。嵌められた感じはありますね…。

閣下:そんな!

Anchang:「こいつらだけ化粧してない!」

閣下:「ファンデーションが擦り寄ってくる!」

Anchang:なので僕らでいいのかなあと思いながら。

閣下:そこまで違う対バンでもないと思うんですけどねえ。

Anchang:求めてるところが違うとは思うんですよね。汚いよりもカッコいい方がいいとか、当時から僕らも思ってましたし。っていう部分であったり。

僕ら的には出て行って「なんじゃこりゃ!」と思われたいというか。変な話「気持ち悪い!」でも良いんですよ。

そうですね。「好印象=OK」だとは僕は思わないんで。「うわあこの人気持ち悪い!」っていうのも、インパクトとしては勝ったかなと思います。

――Jin-Machineのお客さんとかも面白いのが好きなわけじゃないですか。化学反応みたいなのが楽しみだなと。

閣下:自分たちの主催ということで、普段まじわらないような形でいろんなバンドが集まって、一個のイベントととして成立させたいんです。

単にバンドが集まって、ライブをやって「おつかれさまでしたー」って帰っていくのを変えたくて。そういうのって昔からありました?

Anchang:シノギを削ってる時は、どことも喋らないし、あえてイベントには出るけど、触らないという時代も正直ありました。

 

閣下:今はそういうのでもなくて、ただ誘われて、集まって、イベントやって、帰って…、終わりという。ただただ舞台に立ちに来たという感じになっているイメージがありまして。

そうでないイベントを作りたいんですね。最初から最後まで通して楽しいし、お目当てのバンドも楽しいし、他の部分でも楽しめるっていうような形にしたいんです。
それをどうやって見せることができるか、まとめられるかというのが課題かなと。

SHINGO☆:出口の鍵を閉めとけばいいんじゃない?

閣下:後から来る人が入れないじゃないですか!

Anchang:そんなイベントに僕らが出ていいのであれば…。

閣下:私たちもいろんなツアーに参加させて貰った上で、よく、あったのが、他のバンドのなんとかって曲に乱入させてくださいとかのコミュニケーションもあるので、やれたらいいなあと。転換時間もうまく何かに使えたらと、色々なところで楽しませられたら、舞台の上も下も交流できたらいいなと。口で言うのは簡単ですけどむずかしいですけどね。
ある程度和気あいあいとした感じになれればいいなと。そういうのってありました?

Anchang:あくまで理想論ですけど、結果的にそうなってしまった、みたいな方がおもしろいと思います。完全アドリブで。

SHINGO☆:何かしらの反応はでると思いますが。そのほうが面白いと思いますし。

Anchang:Jin-Machineと衣装を変えるとかね。

閣下:私たちは5人ですから、…つまりこちらは3人裸ってことですよね!

SHINGO☆:こないだイベントでJin-Machineのライブをみたんだけど、「なんだこの人たち、面白い!」って思ったし、楽しみです。

木村:恐縮です…。

SHINGO☆:「やられたなー」って思いましたよ。

Anchang:SEX MACHINEGUNSでは出さない違う面白さがJin-Machineさんにはあるんで、ある意味ちょっとないものねだり的な感じで、ウチラはそういうの出来ないけど。