“何度も電話しているのに出ない。家に行ってみても不在”“ケンカになり問い詰めたら逃亡”……。

ある特定の男性と付き合うと、こんなふうに「急変」することが。もしかすると彼は「恋愛過剰男子」かもしれません。それっていったいどんな男子なのでしょうか。

読んで字のごとく、愛情が多すぎる男子。愛を生み出すことには長けているのですが、とにかく愛が多い。愛を複数の女性に注いでしまう。その愛の多さのせいでトラブルになるのです。
最初から女性をだますつもりで近づき、いいタイミングで逃げ出す男子というわけではありません。

問題が大きくなってしまう直前、どうしようもなくなってあなたの前から消えてしまう……そんな男子なのです。

「そうです。ラブラブで盛り上がっていたのは本当。でもそのラブラブが同じくらい別の女性に注がれていたとは」と語るのは恋愛過剰男子に翻弄されたF子さん。彼は根っからの悪人ではなかったけれど、二股や同時進行を悪と思っていなかったと振り返ります。

多くの女性にモテたいわけでもなく、悪気がないのでたちが悪いですが、全力で愛するので、同時期に二人の女性に結婚話を……もよくある話で、かち合った女性二人が争うこともあります。

相手の女性の楽しそうな顔が彼らの喜びでもあるので、結婚話もギリギリにならないと現実と認識しない。深刻な事態と思わず、どこかよその国の話のように思っています。

デートではロマンチックな台詞で愛をささやき(これは心から思っている。それを口に出すので喜ばれる)、同棲がしたい、と彼女が言えば「いいね」と賛同。

心優しく、マメなので女性からはモテるのですね。「僕のことが好きなのでかわいそうになった」と女性からの愛をあっさりと受け入れてしまうのです。恋愛を深く考えないまま、ずっと続いてしまう同時進行。

たとえどちらかと同棲をしていたとしても、愛を供給し続けてているから女性たちは気づくことはありません。そしてそのことに至上の喜びを見い出すタイプです。普通の男性なら二股をかけたとしても同じ量の愛を同等に注ぐことは出来ませんよね。やはりどちらかを二番手とし、軽んじてしまうものですが、彼らは女性を軽く扱うこともなくまるで自分が二人いるかのように恋愛します。