(写真上から)NoGoD、BugLug

ウレぴあ総研でもおなじみのNoGoDの団長さんが主催するイベント「BIG MOUTH ROCK FESTIVAL-2014-」が6月14日に神奈川・CLUB CITTA'にて開催されます。

THE 冠、石鹸屋、MEANING、lynch.、jealkb、BugLugというジャンルの垣根を越えたバンドが集結しており、注目を集めています。

今回はオーガナイザーである団長さんと、NoGoDからはギターのShinnoさん、共演するBugLugの一聖さん、優さんをお招きして、このイベントについての意気込みからヴィジュアル系シーンについて、本来のフェスのあるべき姿…「大口」で語りつくすロング座談会です。

 

――まずは「BIG MOUTH ROCK FESTIVAL-2014-」が誕生するきっかけを伺いたいのですが。

団長:全部コイツ(優)のせいですよ。この男が俺にけしかけたんです。そこに一聖くんもいたんだよね。

優:飲みの場で俺は団長の太鼓持ちをしてたんですよ(笑)。「団長は人望があるから”団長フェス”みたいなのやったら絶対良いよ~」なんて持ち上げてたら、帰り際に「ホントにやる」みたいな空気になっちゃって…。
「あ~本気にしちゃったんだ~申し訳ないな~」みたいな(笑)。
 

NoGoD・団長(ボーカル)
NoGoD・Shinno(ギター)
 

団長:なんでイヤイヤっぽいんだよ(笑)! それですぐ次の日チッタを抑えて。呼ぶバンドを目星つけて。面子固まった段階で優に「やるよ!」って言ったの。

優:面子見た時に「俺たち浮きすぎてる!」と思って、ありがたいなあと思いましたよ。

団長:お互いに、どうやったら「ジャンルの垣根を越えられるか」みたいな話をしていて。じゃあ「団長自分でフェスやればいいじゃん、そしたら俺絶対出るから」って。「絶対出るんだな?」という感じで始まったのがこの企画です。

あの時酔っ払った優が俺にハッパかけてなかったらやってなかったかもしれないね。
ちなみにそういうわけなんで、BugLugは今後も全公演出演決定してますからね!

優:団長がどんどん人脈を広げていき、今後このイベントをビッグにしてもらって、俺らがそこに乗っかっていくっていう。小判ザメ的な…(笑)。

団長:BugLugってバンド自体が、わりと振り幅の広いバンドだというのは知ってて。今年の2月に久しぶりにBugLugのライブを観る機会があって。なんといううか、すごい形容詞が見つからないライブをしていたというか。「コレは何系って言うんだろ」みたいな。

Shinno:いい意味でムチャクチャだったよね。曲の展開もハチャメチャだし。

団長:「ももいろクローバーZをバンドにするとこういう感じになるのでは?」っていうくらい、楽曲の振り幅が広くって。正統派なフリをしたオルタナティヴなバンドだなと。
今回のイベントを組むに当たって、呼んだアーティストさんの一つの基準として、「どんな状況でも自分たちの色しか出さない人」というのがあって。

どこの場所でも「俺たちは俺たちだ」ということをわかっている人を基準に呼ばせて頂いているので。BugLugは確実にそこに居るバンドだと勝手に思っています。

優:ドキッ…!

一聖:プレッシャーだよね…。

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