宇宙ミュージアム「TeNQ(テンキュー)」は楽しみながら、知識を深めることができる9つのエリアから構成されていて、各エリアで新しい宇宙との出会いを楽しむことができる。ここでは、各エリアごとの見どころを紹介していく。 

宇宙と日常を繋ぐTeNQの「エントランス」

  

カフェのようなウッド調のナチュラルテイストの内装の中に、宇宙関連書籍や地球儀、模型などがディスプレイされている、宇宙と日常を繋ぐTeNQのエントランス。

飾られているのは本や精密な模型以外にも、月にちなんだ可愛い“うさぎ”のオブジェや、宇宙と縁が深い囲碁など、さまざまな観点から集められた宇宙に関連するアイテムたち。日常の中に宇宙の要素が溶け込んだこのエントランスは、まさに“宇宙と日常を繋ぐ入口”です。「これも宇宙に関係があるものなの?」と一見無関係そうなアイテムから、新たな宇宙への興味が湧いてくるかもしれません。

また、並べられているアイテムの中には、若田光一さんが国際宇宙ステーションからの始球式に使ったボールとグラブや、野口聡一さんが国際宇宙ステーションに持参したボールも。宇宙を旅した野球用品が目の前に!ぜひ見つけてみてください。


そして注目はエントランスにいくつも浮かんでいる照明。洗練されたスタイリッシュなデザイン……と思ってよく見たら、UFOをイメージした照明なんです!床には、UFOからのライトで丸く照らされているようなデザインが施されている遊び心も。このライトの下に立ったら、アブダクションされてしまうかも!?

非日常の始まりを感じさせる「トンネル0(ゼロ)」

ナチュラルテイストのエントランスから入場ゲートを通ると、TeNQ内部へと向かう「トンネル0(ゼロ)」が。本当に真っ暗なトンネルは、非日常の始まりを感じさせてくれます。

 

  

声を出すと、トンネルの奥のほうで音が反響しているように感じる不思議なトンネル。まるでとても遠くにまでこの空間が続いているような、拡がりを感じるトンネルは、広い宇宙をイメージさせます。

ぜひここでは、その不思議な感覚を味わってください。真っ暗で吸い込まれるようなトンネルに足を踏み入れると、この先に待っている刺激的な体験への期待感でドキドキと胸が高鳴るはず。いよいよ宇宙の面白さが待っているメインエリアがこの先からスタートします。