一方、上記のような問題児(?)のようなママと、上手く適度にコミュニケーションを図るにはどうすればよいのでしょうか。子ども同士の付き合いを考えると、できるだけ円満な関係をキープしたいところですが……。

「基本の『挨拶・礼儀・お礼はしっかりと、笑顔で気持ち良く』は心掛け、それ以上は上手に交わして深く立ち入らないのがベスト。根掘り葉掘り詮索されたり、ランチやお茶などの誘いを受けたりする機会が増えてしまいます。

おすすめはあらかじめ言い訳を作っておくこと。たとえば、家庭事情について聞かれたときには夫を使います。夫の仕事は『~関連』『~系』と濁し、『すべて夫に任せているから』『夫はあまり話さない方だから』で通すと、プライベートのことを話さなくて済みます。また仕事やパートを始めたり、趣味や資格取得のスクールに通っておくと、お誘いも問題なく断れるでしょう。気分転換にもなり、ママ友関係も気にならなくなるので一石二鳥です」(宮野さん)

ママ友付き合いで心をすり減らしてしまってはもったいない。お悩みの方は参考にしてみてはいかがでしょうか。


【今回、教えてくれたのは……】
宮野茉莉子さん
84年生まれのライター。子育て・夫婦・メンタルケア・ライフハック・FPとしてマネーなどについて、現在5媒体で執筆中。専門は哲学と禅。一児の男の子を育てる母。NPOにて子育て支援もしています。

フリー編集者・ライター。岡山県出身。中央大学法学部卒業後、楽天、リアルワールドを経てフリー編集者/ライターに。関心のあるテーマは女性の生き方や働き方、性、日本の家族制度など。結婚・離婚を一度経験。11月14日に『はたらく人の結婚しない生き方』を発売。