どうやって、ソフレになるのか?

――お互い恋人がいるんですか!?なのに、なんで「ソフレ」になったんですか?なにかキッカケとかあったんですか?

Tくん : キッカケらしい、キッカケっていうのはないんです。しいて言うなら、恋愛相談をしあったことがキッカケなのかな?

――恋愛相談から、どうやって発展するんですか?

Tくん : 元々友達で恋愛相談しあってて、そこから宅飲みしようってなって。で、飲んでたら話盛り上がっちゃって終電ないし酔っぱらってるしでそのまま雑魚寝する流れになりますよね? そしたらいきなり「一緒に寝よう」って言われて。男としては焦りますよね(笑)そしたら「いや、横に寝てほしいだけ」って無理矢理一緒に寝かされたのが始まりですね。3人ともそんなパターンです。

――恋愛相談っていうのは「別れたい」とか、マイナスな相談?

Tくん : 全然!むしろ「これから彼と付き合い続けるために」とか、「好きな人とどうしたらいいのか?」みたいな前向き…と言っていいのかわかりませんけど、別れたいとかそういうマイナスな話ではないです。

――そんな前向きな話からなぜ…(笑)ソフレの始まりって、そんなもんなんですかね?

Tくん : 周りに何人かソフレ男子いますけど、大体そうみたいです。男子よりも女子からで、恋愛相談し合えるとか、気が合うとか、友達がちょっと発展したものなのかもしれないですね。

――なるほど。その友達以上なソフレという関係ですが、結構長く続いてるんですよね?

Tくん : そうです、そうです。一番長い子だと、1年以上続いてますね。もうなんでも話す関係です。たまになにも話さないで添い寝するだけって時もありますけど。

 

ソフレになるメリット/デメリットは?

――Tくん的にはどうなんですか?聞いてると、女性側に都合よく使われていると感じる部分もありますが…(笑)

Tくん : 確かにそう見えますよね(笑)始まりも向こうからだし。でも案外そんなことないですよ。

――ちゃんと添い寝するメリットがあるってことですよね?

Tくん : メリットと言っていいのかは分からないんですけど…。僕の彼女、忙しくて正直あんまり会えないんですよ。会っても外でのデートが多いです。でも僕的には手料理食べたかったりするんですよね。そういう「家で彼女にしてもらいたいこと」を、ソフレの子にやってもらってます。こないだはハンバーグ作ってもらって、布団干してもらいました。あと、宅飲み用にビールとかおつまみを買ってもらったりとか。

――それって、彼女じゃないんですか?(笑)

Tくん : 彼女じゃないです。彼女に「こうしてほしい」「ああしてほしい」っていうと、負担になるじゃないですか?彼女はサークルとかバイトとか頑張ってるって知ってるんでワガママ言って負担かけたくないんです。

――だからソフレの人にお願いすると?

Tくん : お願いはしてないです。向こうから「なんかしようか?」と言ってくれるので、じゃあごはん作ってもらってもいいかな?って。本当は彼女にやってほしいんだけど、今は無理だからそういうところを埋めてもらってる認識です。その代わりに僕は添い寝を提供してるんかなと。