Bさんではない、実際活動している昼顔ママに話を聞こうと思いましたが、なかなか見つかりません。なので昼顔ママハンター(笑)の知人男性C氏に話を聞くことに。
──地元をウロウロしている昼顔ママの噂を聞いたのですが、よくある話なんですか?
「子どもが学校や幼稚園から帰宅するまでの時間しか自由がないでしょう? 時間が限られていますから、遠出はできない。だから彼女たちはすぐ帰れる地元での行動が安心なんです。
震災以降、地元派が増えました。なにかあったときに自宅にすぐ帰れるようにです。電車が動かないから帰れない……なんて、恐ろしいですし」
──地元じゃ危険では……。
「家の近くまで迎えに来させることもあるみたいですよ。それはどうかなと思いますが」
──危険という感覚がない?
「深く考えていないように思えます。どうやらその際は「昔の友人」設定らしいですね」
──ドラマの中の妻たちは一世一代の恋のように燃えていますが。
「ドラマとは違いますね。もっとドライです。「家庭は壊したくない」と言う考えですよ。「すべて捨てて一緒になる」なんてもってのほかと言うか。そんなのは物語のおはなし。そのときだけ楽しければいいんです。
チヤホヤしてくれて、キレイだキレイだとほめてくれる。それが楽しいのです。だから、家出とか、泥沼とかそういうのはねぇ……現実的じゃないし……って思ってます」
──あんな人はいない?
「男からも女からも危険人物と認定されますね。あれは「あんなふうに生きられたらいいかもね」という憧れみたいなものでしょうね。お目にかかったことはないです」