ドコモ、iPhone 6向けに「フルLTE」をアピール、東名阪では150Mbps対応

2014.9.18 20:37配信
ネットワーク戦略を説明する大松澤取締役常務執行役員

「iPhone 6/6 Plus」の発売を間近に控えた9月17日、NTTドコモはネットワーク戦略の説明会を開催し、「新しいiPhoneでもドコモのネットワークを使ってほしい」とアピールした。

冒頭、NTTドコモの大松澤清博取締役常務執行役員兼ネットワーク部長は、「ドコモのLTEは、1年前と比較すると無線容量が2.4倍、最大通信速度も2倍になった。基地局数は2014年度第4四半期の時点で4万局増の9万5300局にする計画だ。この結果、2014年度末でのLTEの基地局数は、FOMAの11万局とほぼ同等にまで拡大し、人口カバー率は99%になる」と説明した。

そして、NTTドコモがクワッドバンドとして運用するLTEネットワークのうち、1.5GHz帯、1.7GHz帯(東名阪)の帯域すべてをLTEに投入する「フルLTE」戦略を発表。2GHz帯は15MHz幅、800MHz帯は10MHz幅をLTEに使用し、合計60MHz幅をLTE向けとして運用する。

また、2014年度中の提供を予定するLTE-Advanced(225Mbps)サービスは、14年12月に最終フィールド試験を開始する。通信速度の高速化には、複数のLTE周波数を束ねた送受信で伝送速度を高速化するキャリアアグリゲーション(CA)を採用。主に東名阪での利用を想定した800MHz帯と1.7GHz帯の組み合わせと、全国を対象にした2GHz帯と1.5GHz帯の組み合わせの2パターンを用意する。

このほか、都市部でトラフィックが集中するエリアへの対策として、ネットワークを高密度化するLTE-Advancedのアドオンセルを投入する。マクロセルのエリア内に小さな基地局を設置し、無線容量の拡大とスルーブットの向上を実現する。

9月19日に発売するアップルのスマートフォン「iPhone 6/6 Plus」は、下り最大225MbpsのCAには対応しないものの、全国で15MHz幅の2GHz帯、10MHz幅の800MHz帯、東名阪では20MHz幅の1.7GHz帯で通信ができる。下りの最大通信速度は、800MHz帯が75Mbps、2GHz帯が112.5Mbps、1.7GHz帯が150Mbps。近日中には「VoLTE」に対応する予定だ。

いま人気の動画

     

人気記事ランキング