ハイレゾ対応「ウォークマン A」シリーズ

ソニーは、ハイレゾリューション・オーディオ(ハイレゾ)対応のデジタルミュージックプレーヤー「ウォークマン A」シリーズを11月8日に発売する。価格はオープンで、税抜きの実勢価格は64GBモデルの「NW-A17」が3万5000円前後、32GBモデルの「NW-A16」が2万5000円前後の見込み。

CDの約6.5倍の情報を含むハイレゾ音源は、アーティストの息づかいやライブの空気感など、CDでは聴こえなかった微細な音やニュアンスまで感じ取ることができる。「ウォークマン A」シリーズは、ハイレゾに対応しながら小型・軽量化を実現。約幅43.6×高さ109×奥行き8.7mm、重さ約66gと、手軽に持ち運べるサイズに仕上げた。

独自開発のフルデジタルアンプをハイレゾ音源に最適化した「S-Master HX」を搭載し、ハイレゾ音源を忠実に再現。より繊細で力強いサウンドを体感できる。新たにCDやMP3などの圧縮音源をハイレゾ相当にアップスケールする「DSEE HX」で、ふだん聞き慣れた楽曲を手軽に高音質で楽しむことができる。

コンパクトボディに消費電力を抑えたシステムを搭載し、高音質を保ちながらもスタミナ再生を実現。MP3音源で最大50時間、ハイレゾ音源で最大30時間の連続再生ができる。別売のケーブルを使って、スマートフォンへのおすそわけ充電もできる。

このほか、新たにmicroSDカードスロットを装備。64GB以上のmicroSDXCメモリカードに対応し、大量の音楽データを持ち歩くことができる。aptXコーデック対応で、aptX対応の機器とBluetooth接続すると、高音質・低遅延のワイヤレス音楽再生ができる。

対応コーデックはMP3/WMA/ATRAC/ATRAC Advanced Lossless/リニアPCM(WAV)/AAC/HE-AAC/FLAC/Apple lossless/AIFF。ワイヤレス機能は、Bluetooth 2.1のほかNFCにも対応する。カラーは「NW-A17」がシルバー、ブラックの2色、「NW-A16」がローズピンク、シルバー、ブルー、ブラックの4色。