NTTドコモ、翻訳事業会社「みらい翻訳」を設立、精度はTOEIC700点以上

2014.9.29 20:17配信
左からシストランのジ・ルーカス チェアマン、NTTドコモの栄藤稔執行役員、フュートレックの藤木英幸社長

NTTドコモ(加藤薫社長)と韓国のSYSTRAN INTERNATIONAL(シストラン、ジ・ルーカス チェアマン)、音声認識・音声対話ソリューションを手がけるフュートレック(藤木英幸社長)は、9月29日、機械翻訳技術の開発とサービスを提供する合弁会社「みらい翻訳」の設立で、合弁契約を締結したと発表した。

10月に設立予定の新会社「みらい翻訳」の社長には、NTTドコモのR&D戦略部執行役員の栄藤稔部長が就任する。出資比率はドコモが51.0%、シストランが30.0%、フュートレックが19.0%。

社長に就任する予定の栄藤部長は、「アジア圏など、海外に出張に行く人や外国人観光客が増えている。また2020年の東京オリンピックでは、世界中の人が日本にやってくる。言葉の壁を乗り越え、ストレスのないコミュニケーションができるよう、翻訳ソフトやサービスを提供する」と、設立の目的を説明した。

電話通訳サービス「はなして翻訳」の提供実績をもつドコモ、翻訳ソフトウェア業界最大手のシストラン、音声認識・翻訳システム開発で豊富な実績をもつフュートレックの翻訳関連技術を活用して、機械翻訳ソフトウェアの開発、法人・一般ユーザー向けにサービスを提供する。対象とする言語は、設立当初は英語、中国語、韓国語を中心に展開し、将来はベトナム語、タイ語、インドネシア語なども対象にする。

栄藤部長は「現在、翻訳市場は2500億円程度で、そのうち機械翻訳は12億円ほど。機械翻訳の精度が上がれば、市場は拡大する。2016年度までに日英翻訳精度をTOEICで700点以上のレベルに高める」と、目標を語った。

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